約 969,169 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2299.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1359735674/ 咲「もう2月になるんだね、この前新年を迎えたと思ったのになんだか時間が早く感じるよ」 和「ここ最近はずっと寒かったので少しは楽になるといいんですけど」 優希「モグモグ……」 咲「あっ、そうだ。 2月といえばもうすぐなんだ」 和「なんの話ですか?」 咲「ちょっとね……ねぇねぇ優希ちゃん、もうすぐだけどプレゼントどうするの?」 優希「へっ? なんの話だ咲ちゃん」 咲「えっ……和ちゃんはともかく、もしかして優希ちゃんも知らないの?」 優希「だからなにを……」 咲「もうすぐ……2月2日は京ちゃんの誕生日なんだよ?」 優希「……え?」 --教室-- 優希「京太郎!!」 京太郎「どわあっ!? な、なんだよ優希、驚かすなって」 優希「そんな事どうでもいい! なんで教えなかったんだ!?」 京太郎「何を……あっ」 優希「京太郎の誕生日がもうすぐだなんて私聞いてないじょ! 今からじゃ満足にプレゼントだって……」 京太郎「あー……別にいいって、そんな今さら誕生日で大喜びするほど子供じゃないんだし……」 優希「っ……そういう問題じゃない!」 京太郎「じゃあなんだって言うんだよ?」 優希「咲ちゃんが京太郎の誕生日を知ってて、私が知らないっていうのが気に入らないんだじぇ!」 京太郎「……は?」 優希「だ、だって私は、京太郎の、その、ううー……か、彼女なんだからな!!」 京太郎「バカ、声が大きい! つうか恥ずかしがるくらいなら言うなよ!」 優希「うるさいうるさい! それもこれも隠し事をした京太郎がいけないんだ!」 京太郎「んな大げさな……誕生日教えてなかったくらいで……」 優希「私からしたらくらいで済まされない大問題なんだじょ!」 京太郎「とりあえず落ち着けって! 教室でこんな事してたら色々厄介な事に……」 ザワザワザワザワ…… モブ男1「須賀の奴、片岡とつき合ってたの? だったら前に咲ちゃんと一緒にいた時からかったのまずかったか……?」 モブ男2「そういえば須賀、片岡のために金持ちの家の執事に弟子入りしたらしいな……愛だねぇ」 モブ男3「リア充か……死ねばいいのに」 モブ女1「雑用ばっかりって噂で聞いてたのに麻雀部辞めなかったのは彼女がいたからなんだー…… 須賀君ってば片岡さん大好きなんだね」 モブ女2「片岡さんもよく絡んでたらしいよー、須賀君のためにメイド服着てご奉仕したとか……」 モブ女3「片岡さんなら問題ない、許す」 京太郎「うあ……」 優希「あ……」 京太郎「とりあえずこれ以上ここで話すのはまずい。 外行くぞ」 優希「……」コクコク --屋上-- 京太郎「雲がきれいだなー……当分教室戻れないしずっと見てたいぜー」 優希「ご、ごめん……」 京太郎「いや、いいんだけどな。 どうせいつかはバレた気もするし」 優希「そうか……って、それより誕生日だ、誕生日!」 京太郎「ああ、誤魔化されなかったか。 成長したな優希」 優希「話をコロコロ変えるな! さあ、吐け! なんで私に誕生日を教えなかった!?」 京太郎「……はあ、わかったわかった。 理由を言えば納得するんだな?」 優希「そうそう、最初からそうして素直にしてればいいんだじぇ」 京太郎「……ほら、お前この前タコスもあんまり買えなくなってきたーとか言ってたじゃん?」 優希「そういえばそんな話もしたな」 京太郎「だからなんつーか、誕生日プレゼントとかで金使わせるのも悪いかなーって」 優希「えっ……」 京太郎「お前、そういうの気にしないように見えて意外と気にするタイプだしさ…… バレないまま誕生日過ぎてれば問題ないと思ったんだよ」 優希「そ、そんなの……」 京太郎「前にも言ったけど俺、お前がタコス食ってる時とかの笑顔好きだし…… それが見られなくなるくらいなら自分の方は我慢する。 その日だってデートするんだから一緒にいられないわけじゃないだろ?」 優希「それは、そうだけど……」 京太郎「まっ、バレちまったならしょうがない。 誕生日のデートはたくさん楽しませてくれればそれでいいよ、 優希には普段麻雀で世話になってるしな。 あっ、どうしてもって言うなら一度色々成長した優希とデートしてみたいかも」 優希「無茶言うな……」 京太郎「だよなー、つまりはそんな無茶な事くらいしか浮かばないくらい、俺は満足してるってことだ」 キーンコーン、カーンコーン…… 京太郎「さーて、じゃあ俺は教室戻るわ。 優希も遅刻になる前に教室戻っとけよー」 ガチャッ、バタンッ…… 優希「私は、そんな気遣いいらないのに……」 --廊下-- 京太郎「……」 「京ちゃん、あんまり女の子を泣かせるのはよくないんじゃないかなあ?」 京太郎「人聞きの悪い事言うなよ、咲」 咲「そうかな? 私は優希ちゃんが泣いてるように見えたよ?」 京太郎「別に、誕生日くらいでそんな……」 咲「京ちゃんにとってはそうかもしれないけど、優希ちゃんにとってもそうだとは限らないよ」 京太郎「む……」 咲「だいたい京ちゃん、私にはプレゼントよろしくなーとか言ってたくせに優希ちゃんには甘いんだから」 京太郎「しょうがないだろ……そりゃ友達と彼女じゃ、どうしたって差は出ちまうもんだ」 咲「……」ポカーン 京太郎「な、なんだよ」 咲「いや、京ちゃん変わったなあって」 京太郎「……そんな事ないだろ」 咲「ううん、変わった。 前は和ちゃんばっかりで優希ちゃんの事全然見てあげてなかった京ちゃんが、 自然に優希ちゃんを優先してるんだもん」 京太郎「……俺、そんなにあいつ邪険にしてたか?」 咲「うん」 京太郎「即答かよ……さすがにへこむぞ」 咲「でも私はいいことだと思うよ。 京ちゃん、なんだか優しくなったもん」 京太郎「買いかぶりすぎじゃね?」 咲「そんな事ないよー。 あっ、でも勝手に自分で結論だしちゃうのはやっぱりダメだよ、 優希ちゃんには優希ちゃんの考えがあるんだから」 京太郎「んー……わかったわかった、善処するようにする」 咲「なんか怪しいけど……まあいいや。 じゃあ今回は特別に悩めるカップルに咲さんが仲むつまじくなれるヒントをあげよう!」 京太郎「……恋人なんかできたことないくせに」 咲「黙って聞く!」 京太郎「はいはい……」 --片岡家-- 優希「……」 優希(京太郎の誕生日まで後3日……今さらなにを準備したらいいんだ?) 優希(軍資金はほとんど残ってない……おこづかいの前借りもこの前しちゃったじょ……) 優希(手作りのプレゼントは時間がないから出来ないし、本当にどうすればいいんだじぇ……) 優希「はあ……成長した私とデートしたいって言われても、そんなのどうしようもないし……」 ブー……ブー…… 優希「メール? 誰からだろ……咲ちゃん?」 優希「なになに……!?」 優希「そ、そうなのか……確かにこれならいけるかもしれないじぇ!」 優希「ふふん、待ってろよ京太郎ー、今年の誕生日は私が一生忘れられない日にしてやるじぇ!」 咲「これでよし、と。 後はお互いの頑張り次第だよ京ちゃん、優希ちゃん」 咲「さて、私は小説の続きでも書こうっと」 --2月2日-- 京太郎「……」 京太郎(あれから3日、優希から連絡一切なかったな。 はあ、こっちから接触しようにも あいつ学校休んでるし、電話やメールも返ってこない……完全に怒らせちまったのかなあ……) 京太郎「デートには来るって今朝メールあったからドタキャンとかはなさそうだけど…… こりゃ今日はいつも以上にエスコートしてやらなきゃな」 「おーい京太郎ー!」 京太郎「おっ、来た来た……!?」 京太郎「えっ、あれ……はあ?」 優希「えへへ、お待たせだじぇ!」 京太郎「えっと……優希、だよな?」 優希「もちろん! なんだ、彼女の顔を忘れたのかー?」 京太郎「いや、だってお前……」 京太郎「髪と身長が3日じゃありえないくらい伸びてんじゃねぇか!?」 優希「おっぱいも大きくなったじょ、触ってみる?」 京太郎「確かに大きく……って、何を言ってんだこら!」 京太郎(いったいどうなってんだこれ、身長は咲とそんなに変わらないし、 髪は腰まで伸びてやがる……おまけに胸が竹井先輩に届くか届かないかレベルにまで大きく……) 優希「うーん、なんか反応が悪いじぇ……京太郎はこんな私、嫌い?」 京太郎「いや、嫌いとかじゃなくてだな……というか本当にどうしたんだよそれ」 優希「ふふん、実は……全国団体戦で戦った永水の人達に協力してもらって、身体を未来の私にしてもらったのだ!」 京太郎「あそこなんでもありだな、おい!?」 優希「京太郎の誕生日プレゼントは、未来の成長した私とのデートだじぇ! 嬉しいか?」 京太郎「……」 京太郎(誕生日プレゼントって……やっぱりこいつ気にしてたのか。 つーかあれは成長してもデートするような関係でいたいなってくらいの意味で、別にわざわざ鹿児島まで行ってそんな事しなくてもいいっつうのに……) 優希「……」ニコニコ 京太郎(だけどなっちまったなら今さら元に戻してこいって言うのもなあ…… それに、普段もかわいいけど今はさらに綺麗になってるし……) 京太郎「……ああ、嬉しいな」 京太郎(だったら今日1日くらい、楽しむのも悪くないだろ) 優希「よかったじぇ! それじゃあデートに行こう京太郎!」ギュッ 京太郎「お、おう……」ドキッ 京太郎(身長伸びてるからいつもより顔が近い!? それにこの腕に当たる柔らかい感触…… ま、まさか優希にこんな感触を感じる日が来るとは……) 優希「どうしたんだ京太郎?」 京太郎「な、なんでもない。 とりあえず映画にでも行くかー」 京太郎(だから顔が近いんだよ!) --映画館-- 京太郎(魔法少女マジカルはやりん……宿敵アラフォーすこやんとの 戦いを描いた話題作、だったっけか。 なんでアラフォーすこやんより年上のはずの マジカルはやりんが、アラサーを名乗っているのかで物議を醸してるとかなんとか……) イイカゲンニミトメヨウヨ……アナタハレッキトシタアラフォーナンダヨ、マジカルハヤリン! チ、チガウ! ワタシハアラフォーナンカジャナイ! 優希「おおう……この後どうなるんだじぇ」 京太郎「……」 京太郎(それにしても身体は変わっても中身はやっぱり優希だな…… 最初は緊張したけどいつも通りなこいつを見てたら段々緊張してるのがアホらしくなってきた) 優希「ん? 私の顔に何かついてるか京太郎?」 京太郎「あっ、いや別に……」 コレデトドメダヨアラフォースコヤン……スターライト、ブレイカー!! ワタシダッテアラフォージャナイノニィィィィィ……!! 優希「やった! マジカルはやりんの大勝利だじぇ!」ギュッ 京太郎「……!」ドキッ 京太郎(アホらしくはあるんだが……やっぱり調子狂うんだよなあ) ---- 京太郎「もうお昼だな……いつもみたいにタコス屋にでも行くか?」 優希「えっと、それなんだけど……き、今日は私がタコスを作ってきたじぇ!」 京太郎「マジか!? そういえばお前タコス作り上手かったよな……」 優希「ふふん、前に食べたのよりもグレードアップした自信作だじぇ。 存分に味わうがいいぞ」 京太郎「そこまで言うなら期待させてもらうか……でも」 優希「ん?」 京太郎「ずっと疑問だったんだけどさ、お前自分であんなに美味いタコス作れんのになんで俺にタコス頼むんだ?」 46 寝てしまっていた……少ししてから再開します 2013/02/02 05 05 39 ID 0HPtOB4k0 優希「……」 京太郎「俺のなんて師匠やお前に比べたらまだまだ……って、なんだよその目」 優希「……別に。 やっぱり京太郎は女心がわかってないって呆れてるだけだじょ」 京太郎「ど、どういう意味だよそれ!」 優希「ふん、それくらい自分で考えろ! ほら、さっさと行くじぇ!」 京太郎「あっ、ちょっと待てよ!」 優希「……好きな人が作ってくれたタコスの方が美味しいからに決まってるだろ、京太郎のバカ」 ---- 京太郎「美味い……」 優希「そ、そうか!」 京太郎「いったいどう作ったらこんなに美味くなるんだよ……なんか隠し味でも入ってんのか……?」モグモグ 優希「おっ、さすが京太郎! 私が入れた隠し味に気付いたな?」 京太郎「マジで入ってんのか!? 後学のために教えてくれよ、家で再現してみたいし」 優希「このタコスの隠し味、それはー……京太郎への優希ちゃんの愛情、だじぇ!」 京太郎「……」 優希「……」 京太郎「……」 優希「き、京太郎、なんか言ってほしいじょ……」モジモジ 京太郎「……あっ、な、なんだよそれ! 全然参考にならないじゃねぇかよー!」 優希「そんな事ないだろ! 京太郎も私みたいに優希ちゃん大好きって気持ちをこめればいいのだ!」 京太郎「あ、あのなあ……」 京太郎(やっべえ……さっきから心臓ドキドキしてそろそろ痛くなってきたぞ。 少し身長とか髪が伸びただけでこんなに印象変わるのかよ、女の子って……) 優希(京太郎、少しは喜んでくれてるのかな? 見た感じはいつもとあまり変わらないけど…… もっと押した方がいいのか? そういえば前にラジオでこういう時の対処法を小鍛治プロが話してたはずだじぇ……たしか) 優希「き、京太郎!」 京太郎「な、なんだ?」 優希「あ、あーんだじぇ!」 京太郎「」 優希(あ、あれ? 京太郎固まっちゃったじょ……おかしいな、小鍛治プロは男は こういうのをされたらイチコロだって言ってたのに……その後福与アナに笑われてた気もするけど) 京太郎(なんなの、もうさ、なんなんだよこれは! こいつ本当に優希か、 和の昔馴染みとか言ってた阿知賀の人が化けてんじゃねぇのこれ!?) 優希(えっとこれでダメだった時は……) 優希「……」パクッ 京太郎(自分でタコスを食った……諦めてくれたか) 優希「んっ……」 京太郎「」 京太郎(……なんで優希はタコスを半分くわえたまま俺に顔を突き出してるんでしょうか?) 優希「んっ……た、食べないのか京太郎?」 京太郎(頼むから上目づかいとかやめてくれ、本当に色々もたないんだって!) 京太郎「い、いや大丈夫……じ、じゃあもらうわ」 優希「ん……」 京太郎「モグモグ……」 優希「……」 京太郎「モグモグ……」 京太郎(なにしてんだ俺……人通りがないわけじゃない場所で ポッキーゲームみたいにタコス食うとか……恥ずかしくて死ねるぞ!) 優希「美味しい?」 京太郎「ああ……」 京太郎(味なんかわかるかよ、ちくしょう! 俺達って普段はもっとこう軽いっていうか、 気の置けない感じで一緒にいるのに今日は調子狂いっぱなしだっつうの!!) 優希「まだまだタコスはあるからな!」 京太郎(おーい、もしかしてそれは全部今ので食べさせる宣言ですかー? 俺、耐えられるかな、ははは……) ---- 優希「~~♪」 京太郎「……」 京太郎(昼飯は強敵だった……もう後半は無心でタコスを食べてた気がするぜ…… 今の俺なら麻雀で全く振り込まない自信がある) 優希「~~♪」 京太郎(原因の優希ときたら人の気も知らないで鼻歌なんか歌ってるし……いや、楽しんでくれてるならいいんだけどよ) 京太郎「……喫茶店にでも行くか」 優希「賛成だじぇ!」 京太郎(だけどとりあえず一息入れたい……) 京太郎「トイレ行ってくる。 適当に飲み物でも頼んどいてくれ」 優希「はーいだじぇ」 京太郎「ふう……今日は何というかいつも以上に神経使う1日だな」 京太郎「優希はいつもの感覚でじゃれてきてんだろうけどこっちからしたら一種の拷問だぞ、あれは」 京太郎「かといって下手に注意なんかしたら無駄に意識して緊張してますってばらすようなもんだし……どうしたもんか」 京太郎「とりあえずお茶でも飲みながらゆっくり考え……」 京太郎(落ち着くために入った喫茶店、しかし俺が少し目を離した隙に次の一手は決まっていた) 優希「遅いじぇ、京太郎!」 京太郎「」 京太郎(トイレから戻ってきた俺が見たもの、それは……) 京太郎(ストローが2つ刺さり、ジュースがたっぷり入って俺達のテーブルに鎮座していた巨大なグラスだった) 京太郎「……」チュー 優希「……」チュー 京太郎(どうしてこうなった) 京太郎(一息つくどころかガンガンライフが削られてるんですけど、本当にどうしてこうなった!) 京太郎「……」チュー 優希「……♪」チュー 京太郎(ちくしょう、いい顔しやがって……こっちはちょっとしたパニックで大変なんだぞ……こんなところ知り合いにでも見られたら普通にアウト……)チラッ 咲「……」ジー 京太郎「」 咲「……」ジー 京太郎(見られてる、めちゃくちゃ見られてる) 優希「……? どうした京太郎、飲む口が止まってるじぇ」 京太郎「ああ、いや……」 京太郎(どうする? 咲がいるのは優希の背中側の窓だからこのまま黙ってればたぶん気付かない……) 優希「京太郎ー?」 京太郎(だけど考えたら咲は今俺と一緒にいるのが優希だってわかってるのか? ……大丈夫、だよな?) 咲「……」パクパク 京太郎(なんだ? 咲の奴口をパクパクして……何か伝えようとしてんのか? なになに…… 『私の事は気にしないで続けてください』と……) 京太郎「続けられるかあ!!」ガタンッ! 優希「京太郎!? きゃうっ!?」バシャッ 京太郎「あっ、悪い!」 優希「なんなんだ急に立ち上がって……おかげで顔がびしょびしょだじぇ……」フキフキ……ズルッ 京太郎「!?」 京太郎(か、髪の毛が……ズレた) ---- 優希「……」 京太郎「……」 京太郎(だいぶ日が傾いてきたな……それにしてもさっきのはなんだったんだろうな。 優希の髪の毛が確かにズレた気がしたのにいつの間にか元に戻ってるし咲もいなくなってるし) 優希「……」 京太郎(……やっぱりそういう事なんだろうな。 さっきから黙り込んでるのがその証拠、か) 京太郎「優希」 優希「なんだー?」 京太郎「ちょっとそこの公園に行かないか?」 優希「……ん、わかった」 --公園-- 優希「はあ……今日は楽しかったじぇ」 京太郎「それは何よりで」 優希「なんだか京太郎の誕生日なのに私の方が楽しんでたような気もするじょ」 京太郎「……んなこたねぇよ。 俺だって楽しかった」 優希「それなら、よかったじぇ」 京太郎「……だからさ、そろそろその色々付けてるの外したらどうだ?」 優希「……やっぱりバレちゃったかー、きっかけは喫茶店か?」ファサッ 京太郎「まあな。 そこから最初は混乱しててわからなかった違和感を感じ始めたんだよ。 ったく、かつらにシークレットブーツにパッド……気合い入れすぎだろ」 優希「ううむ、さすがに龍門斑特注のものでも最後まではごまかせなかったじぇ……」ヌギヌギ 京太郎「つーかいくら不思議パワーがありそうな鹿児島でも、未来のお前の身体にしたとかそんなオカルトはないだろ? お金ないって言ってたお前に鹿児島までの交通費があるわけないしな」 優希「理由として咄嗟にあれしか浮かばなかったんだからしょうがないじょ」 京太郎「あとな、いくらなんでもパッド詰めすぎ。 あんなに大きな胸がそう簡単に手に入るかっつうの」 優希「京太郎は大きいおっぱい大好きだから見栄張っちゃった……まあとにかく、いつもの片岡優希ちゃん参上!だじぇ」 京太郎「様子見に来てたって事は咲あたりの入れ知恵だろうけどさ……お前そこまで俺の誕生日気にしてたのか?」 優希「むしろ気にしない方がおかしいじぇ」 京太郎「そんなもんか?」 優希「そんなもんだじぇ。 咲ちゃんからかつらとかのモニターを龍門斑が探してるって教えてもらって、 3日かけて不自然じゃないように慣らして……これくらいしかもう誕生日プレゼントなんて出来なかったから頑張ったんだじょ」 京太郎「……」 京太郎(結局俺の軽い一言が今日の騒動を生んだわけだ……まいったなこりゃ) 優希「それでどうだった京太郎? 成長した優希ちゃんとのデートは」 京太郎「んー? さっきも言ったけど楽しかったぜ? でも」ギュッ 優希「!?」 京太郎「確かに今日のお前もよかったけど、俺はちんくちくりんなお前の方が優希らしくて好きだぜ?」 優希「それ、褒めてるのか?」 京太郎「もちろんだ。 今日1日デートしてやっぱりいつものお前と過ごすのが一番だなーって再確認したよ」 優希「そう、か……」 京太郎「だから今度成長した優希とデートするのは、今日みたいな作り物じゃなくて 本当にお前がそうなった時にしようぜ。 それまでくらいなら余裕で待つしな」 優希「……なんだかプロポーズみたいだな」 京太郎「言うな、俺も言ってから気付いたんだから」 優希「えへへ……」 京太郎「ああ、そういえば優希知ってるか?」 優希「んー?」 京太郎「今日はツインテールの日なんだってよ」 優希「なんだそれ?」 京太郎「男が好きな女の子に結ぶもの渡して、気持ちを受け入れてくれるなら女の子はそれで髪を結ぶんだと」 優希「へぇ、そうなのかー」 京太郎「というわけで、ほらよリボン」 優希「えっ」 京太郎「さっき言った俺の気持ちを受け入れてくれるなら、それを結んでくれ」 優希「……」 京太郎「……」 優希「……今さらにもほどがあるじょ」シュルッ 京太郎「何かにつけてかっこつけたいんだよ、男の子はな」 優希「わけがわからないじぇ、全く……」キュッ 京太郎「ははは、似合ってるぜ優希」 優希「んっ……ところで京太郎、このリボン髪を結ぶためのリボンじゃないだろ?」 京太郎「そうだな、それはよくプレゼントの包装に使うリボンだ」 優希「これ、もしかして私自身をプレゼントにしろって意味だったりする?」 京太郎「まあ……うん、お前の想像通りだ」 優希「……」 京太郎「……」 優希「京太郎の、エッチ」 京太郎「ばっ、別にそこまでさせるつもりは……!?」チュッ 優希「しょうがない……そんなエッチな京太郎には誕生日プレゼントとして、私をプレゼントするじぇ!」ギュウウウ…… 京太郎「ちょっ、お前いきなり積極的過ぎ……」 優希「私も今日は無理してたみたい……だから取り返す勢いで甘えてやるじょ!」 京太郎「落ち着け、ここは公園だ、誰に見られるかわからな……のわあああああ!?」 優希「京太郎、だーい好き!」 チュッ! カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3798.html
部室 ガチャ 塞「アレ?2人だけ?」 京太郎「はい」 胡桃「ん」充電中 塞「……胡桃は充電として、京太郎は何やってんの?」 京太郎「まだ時間あるんで今日出された宿題を…」 胡桃「そこ、間違えてる!」 京太郎「え、どこですか?」 ガチャ 白望「……ダル」 エイスリン「オソクナッタ!」 胡桃「別に大丈夫だよ」充電中 塞「ちょうど揃ったし打つ?」 京太郎「じゃ、俺が先に打ちますね?」 胡桃「りょーかい」 ガチャ 豊音「お、遅くなってゴメンね?」 胡桃「んー……いいよー」充電中 白望「それ、ロン」 胡桃「うっ……」 京太郎「あーあ」 豊音「お茶淹れるねー」 塞「じゃ、今日はここまでねー」 豊音「お疲れさまー」 エイスリン「オツカレサマ!」 胡桃「うーん、今日は勝てなかったなー」充電中 京太郎「そうですねー」 白望「…………いつまでやってんの?」 3人「!?」 胡桃「……あ!」 京太郎「しっくりきすぎて忘れてました……」 胡桃「充電しすぎたねー」 京太郎「ですねー」 4人(早く付き合えばいいのに) カンッ!!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3455.html
http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1379321075/ それは、彼の人生において、二度目の恋だった。 海の底のように真っ暗で、音一つない孤独な世界。現実ではない、不思議な世界。 そこは牌の世界だった。 京太郎(かわいい……) 牌さんを一目見て、彼はそう思った。 京太郎「あの、あなたは……」 声が震えそうになるのをなんとか抑えて、ブロンドの少女に話しかけた。 少女はゆっくりと顔を上げ、彼の顔を見て、鬼のような形相で言った。 牌「ああん!? 男がわたしにしゃべりかけんじゃねーよ。百合は神聖なもので 男は汚いの。わかる? わかったらさっさと消えろ」 おおう。 京太郎(……ええと……この人もしかして) 想像は当たる。 牌「この世界に男はいらない」 ――牌さんは百合厨だった。 1・ 中学三年生一月下旬 友人「なんだ、お前も清澄受けるのか」 今日は高校へ願書を提出しに行く日である。同じ高校に出願する生徒はみんな集まって直接高校へ提出する。 集合場所の教室で京太郎は友人に声をかけられた。 京太郎「ああ、清澄に行きたい理由があるからな!」 友人「しかしお前の成績で受かるか?」 京太郎「この前やった信学会の模試でB判定だった」 友人「お、成績上がったのか」 京太郎「英数理社は9割取れたしな!」 友人「マジかよ! なんでB判定なんだ」 京太郎「国語がな……9点しかなかった」 友人「漢字問題しか合ってないパターンか」 京太郎「……正解」 友人「つーか、あれ? お前ってわりと本、読んでなかったか?」 京太郎「ああ、あれは百合小説だからな。国語とは別物なんだよ。ちなみに最近のブームは主従百合だ」 京太郎なんせ主従百合は背徳感が二倍!まさにお徳なジャンル!ついでに主従どちらかのおもちが大きかったら完全に俺得!」 友人「マイノリティな趣味を大声で言うな」 京太郎「はぁ……。国語の問題が百合小説だったら得点取れるんだけどなー」 友人「ねーよ」 京太郎「僕っ娘百合小説とか問題に出たらたぶん俺、問題解くのそっちのけでその作品のssを書くと思うぜ」 友人「得点取れてねーじゃねーか」 京太郎「確かに……くそっ! 俺は一体どうすればいいんだ!」 友人「ほらよ、システム中学国語 論理入門編だ」 京太郎「……サンキュー」 友人「で、お前が清澄に行きたい理由って何なんだ?」 京太郎「え!? そ、そりゃあアレだ。清澄の図書館に百合姫の雑誌が置いてあるからだ!」 友人「……咲ちゃん目当てか?」 京太郎の言葉を無視して、友人はそう言った。 京太郎「うおっ、やめ……咲に聞かれたらどうする!」 友人「まだ来てねーよ」 京太郎は周りを見渡す。よかった、まだ咲は来てないようだ。 京太郎「あー……もう、からかうなよ」 友人「からかってねー。つーかさっさと告白しろよ」 京太郎「おおおうえっ いやいやいや、受験前だし! 変な影響して試験に響いたら困るし!」 友人「焦れったいなぁお前は」 京太郎「ほっとけ」 友人「それにしても百合男子のくせに普通に恋するんだな」 京太郎「ああ……正直、困惑してるよ」 女の子どうしの絡みにキュンキュンしたことは幾度となくあったが、一人の女の子を見て胸が苦しくなったのは始めての経験だった。 そもそも恋なんてしないと思っていた。女の子は女の子と付き合うべきであり、そこに男は不要だと常々思ってきた。 そして自分は男。自分は世界に不要な存在で、存在価値などない。そんなことを去年までは本気で考えていた。 しかし今では違う。いまは自分がこの世界に生まれてきたことに感謝している。 生きてるからこそ百合の妄想で楽しむことが出来る。 生きてるからこそ咲という少女に出会えた。 京太郎(百合男子失格なのかな……俺って) そう、失格かもしれない、でも構わない。 彼は普通に恋もする百合男子として生きていくことを誓ったのだ。 ――そんなふうに自己問答をしていたそのとき、教室の扉がガラッと開かれた。 入ってきた人物を見た瞬間、世界の色が鮮やかになったように感じた。 京太郎「(世界はどこまでも灰色なのに、好きな人はびっくりするほど色づいている。どうしてなんだろう)」 友人「(ポエムはやめろ)」 京太郎「(世界の美しさを時世時節で楽しむことができるならいつでも)」 友人「(だからやめろって)」 咲「すみません……道に迷っちゃって」 京太郎(三年間通った校舎で迷子! くそっ……かわいい!)キュンキュン 友人「(顔赤い顔赤い)」 生徒A「よーし、これでみんなそろったね! じゃ、清澄高校へ出発します!」 清澄高校を受験する13人がバスに乗り込んだ。 京太郎と友人の座った席の後ろに咲が座っている。 友人「…………」 京太郎「…………」 友人「(いやチャンスだろ、話しかけろよ)」 京太郎「(そ、そうしたいのはやまやまなんだが、どんな話をすればいいんだ)」 友人「(そりゃまあ、好きなものの話とか)」 京太郎「(え? 『私の世界を構成する塵のような何か。』の話をすればいいのか?)」 京太郎「(あの作品、男一人登場するけど必要か不必要かの話をすればいいのか!?)」 京太郎「(ちなみに俺は最初圧倒的不必要派だったけど最近はありかなとも思えるようになってきたぜ!)」 友人「(百合トーク以外で)」 京太郎「(え……思いつかねー。他に好きなもんねーし)」 友人「(お前は百合の純粋培養か)」 京太郎「(……いや、他にもあったな。最近は麻雀とかも好きだ)」 友人「(おっ、いいじゃねーか。麻雀って花形競技だし)」 京太郎「(だけどなあ……咲が麻雀やってるところって見たことないんだよな)」 友人「(へえ?)」 京太郎「(しょうがない……やはりここは『野ばらの森の乙女たち』の話を……!)」 友人「(だからやめろって! 百合好きは増えてきたとはいってもまだ少数なんだぞ! 軽蔑される危険性もあるんだ!)」 京太郎「(……悪かった。大丈夫、この趣味は他人に知られたらいけないってことは重々承知してるよ)」 友人「(……そのわりには俺に百合好きばらしちゃってるじゃねーか)」 京太郎「(それは、お前がこんなことで他人を迫害したりするやつじゃないってわかってるからだ)」 友人「(……はあ……まったく、こりゃずいぶんと信頼されてるな)」 京太郎「(事実だからな)」 友人「(ったく……よし、俺が話すきっかけを作ってやるよ)」 京太郎「(え、マジで!? どうするんだ!?)」 友人「(勉強会作戦だ)」 京太郎「(……おおっ)」 友人「(咲ちゃんは国語が得意科目、お前は苦手科目だ。これはお前が咲ちゃんに勉強を教えてもらう理由として十分だろ)」 京太郎「(なるほど……二人きり秘密の勉強会か……! 俺自作の百合名場面名鑑にも似たようなシーンが載ってるぜ!)」 友人「(それはしまってろ)」 京太郎「(はい)」 友人「…………というわけなんだ。こいつに国語の基礎を叩き込んでやってくれないか?」 咲「そういうことなら……うん、私で良ければ、いいよ」 京太郎「いいのか、咲?」 咲「うん、代わりに数学、教えてね」 京太郎「おう、国語以外なら任せろ!」 咲「国語以外は全部得意なの?」 京太郎「おう! 一番得意なのはゆr……」 友人「<●> <●>」 咲「ゆ?」 京太郎「ゆ……ゆ……ゆ、有機化学だ」 咲「中学分野の有機化学ってそんな範囲広くない気がするんだけど……」 そんなことを言われても他に「ゆ」で始まる科目を思いつかなかったんだからしょうがない。 京太郎「咲はどうして清澄を受けるんだ?」 会話が途切れないようにするためにそう聞いた。 慣れ親しんだ関係ならば沈黙していても居心地を悪くは感じないというが、まだ京太郎と咲の関係はその域に達していなかった。 咲「う~ん……近いからかな」 京太郎「ふむ、流川タイプか」 咲「歩いていける距離じゃないと道に迷っちゃうからね」 京太郎「へえ、北海道に行こうとして沖縄に行くタイプか」 咲「図書館の蔵書も多いし」 京太郎「確かに、百合姫どころか5号までしか発行してない百合姉妹まで置いてあるし」 咲「学力的にもちょうどよかったし」 京太郎「まあ、やっぱりそれが一番だよな」 咲「須賀くんは?」 京太郎「………………」 苗字+君付けかー。まだ壁を感じるな……。 そうだ、目標を立てよう。中学を卒業するまでにあだ名で読んでもらう! 小さすぎる目標な気もするが気にしない! 京太郎「俺が清澄を選んだのは……」 ――咲がいるから。 女慣れしているイケメンとか、鈍感系ハーレム主人公とか、他の世界線の俺とか、 少女向け恋愛漫画に出てくるキャラならそんな台詞も吐けるかもしれないが、自分には言える気がしない。 どうせ言おうとしても噛んで 「さ、さきがいるから」 「ささき? 佐々木って誰? 長野県警察本部長の佐々木真郎さんのこと? へえ、あの人清澄出身だったんだ」 「え、ちがっ、そうじゃなくて」 「違うの? あ、分かった! 佐々木彩夏ちゃんだね! 須賀くん、ももクロ好きなんだ!」 「私も『行くぜっ! 麻雀少女』よく聴くよー。でも残念ながら清澄にあーりんはいないよ!」 みたいなことになるに決まっている。 京太郎「……そうだな……学食のメニューに惹かれて、だな」 咲「確かにメニュー多いよね」 京太郎「レディースランチが特に美味そうだった」 咲「それは須賀くん、食べられないんじゃ……」 当たり障りのない会話を続けている内にバスは八久保小学校前に到着。 バス停から五分ほどの場所にあった清澄高校に入る。 高校の先生にどこからか見られている気がして、普段は閉めていない第一ボタンと首のフックまできちんと閉め、 ダサいからという理由で一度も付けたことがない名札バッジをきちんと付けた。 友人はそんな京太郎を見て似合わねえと笑っていたが、その友人も同じような格好をしており、思わず笑ってしまった。 友人「さっきの会話、まだまだだな」 京太郎「うそだろ。けっこう話、弾んでたぜ?」 友人「レディースランチのくだり。あそこは『だったら俺の代わりに注文してよ』ぐらい言えよ。そしたら一緒に飯食う約束も出来るじゃん」 京太郎「ぐっ、確かに」 友人「しかも図書館のくだりじゃ百合姫の話に百合姉妹の話までしやがって」 京太郎「いやいやそんな話してねーよ」 友人「してた」 京太郎「してた?」 友人「してた」 ……やってもーた。おそらくテンパりすぎて無意識に口に出ちゃったのだろう。 京太郎「何だろう……こう、俺が百合好きなのを隠すうまい方法ってねーかな」 友人「別のものを好きなふうに装うとか、どうだ?」 京太郎「なるほど……Aさんのことが好きなのにBさんを好きなふりをして、Aさんへの恋心を隠すんだな」 友人「そうそう」 京太郎「俺自作の百合名場面名鑑にも似たようなシーンが載ってるぜ! でもそういうことしてたら事態がややこしいことに!」 友人「それ持ち歩くな」 京太郎「そうだな……じゃあここは男らしくおっぱい好きでも装うか」 友人「装うも何もおっぱい好きだろ、京ちゃん」 京太郎「はい、胸の大きさに差がある百合ップルが好きです! 須賀です!」 友人「それにおっぱい好きって……印象よくねーよ」 京太郎「隠語を使うなんてどうだ?」 友人「プリンとかか?」 京太郎「白くて……柔らかくて……丸くて……すべすべ…………おもち……そうだ、『おもち』なんてどうよ!」 友人「妊娠中におもちを食べるとおっぱいが張りすぎて、赤ちゃんが飲みづらくなるらしいし、母乳の質が悪くなるらしいぞ」 友人「おもちとおっぱいの相性は良くないのに隠語に使うのはありなのか?」 京太郎「アリだな」 友人「ならいいけど」 京太郎「今日から俺はおもち好きだ!」 友人「正解は?」 京太郎「越後製菓!」 校門の前に辿り着く。 京太郎「じゃ、俺は寄るところがあるから」 友人「どこ行くんだ?」 京太郎「麻雀部を見学してくる」 校内マップで部室棟がどこにあるかを確認する。どうやら二階の連絡通路を通って行くのが一番近いらしい。 部室棟に入ると汗っぽいにおい、絵の具のにおい、埃っぽいにおいが充満しており、ほとばしる青春の香りだぜ、と感じた。 扉に貼られたプレートを一枚一枚確認していく。 京太郎「あれ?」 見落としたのだろうか。麻雀部の文字を確認することが出来なかった。 京太郎「もう一回見なおすか」 今度は見落とさないように心の中で部の名前を暗唱しながらチェックする。 麻婆部で一瞬ビクッとなったがやはり麻雀部はない。 京太郎「おっかしいなー、案内には麻雀部あるって書いてたはずなんだけど」 見つからない以上、諦めるか誰かに聞くかの二択だ。 だが知らない人に声をかけるのは得意ではない。 店で買物するとき目当ての物がどこにあるか分からなくてもなかなか店員に聞けないタイプだった。 京太郎「いやいや、落ち着け俺。ちょっと聞くだけだ。怖がる必要はないだろ」 ちょっと聞くだけとはいえ高校生に話しかける度量はない。そのため教師らしき人を探す。 部室棟に教師は来ないようだったので校舎の方へ戻った。 どこかに話しかけやすそうな先生はいないかとキョロキョロしていたそのとき、印刷室からスーツの女性が出てきた。 小中学生なみの小柄な女性で本当に教師なのか疑ったが、話しかけやすそうではあったのでその人に決めた。 京太郎「あの、すみません」 女性「はい、先生です」 先生だった。 京太郎「麻雀部ってどこにあるかわかりますか」 女性「麻雀部?」 聞きなれない単語を聞き返すときのような声で、彼女は言った。 女性「うちに……麻雀部はないんじゃないかと先生は思いますけど」 京太郎「そうなんですか? ホームページの部活一覧には載ってたんですけど」 女性「ちょっと待って下さいね」 そう言うと女性は印刷室の扉を開けた。 女性「ねぇイッチー! うちに麻雀部ってあったっけ?」 一太「どうしたんですかササヒナ先生、突然」 そう言いながら部屋の奥から出てきたのはフレームのうすい眼鏡を掛けた男子高校生だった。 一太「んっ? 君、麻雀部を探してるのかい」 京太郎「はい、部室棟になくって……」 一太「ああ、なるほど。麻雀部はね、旧校舎の最上階……正確には屋根裏なんだけど……そこにあるんだ」 京太郎「よかった……麻雀部、ちゃんとあったんですね」 一太「まあいろいろわけありでね……。竹井久、っていう人が部長だから、麻雀部のことはそこで聞いてみるといいよ」 ササヒナ「さすが副会長! 詳しいね!」 一太「元部員ですから」 この副会長と教師、かなり仲が良いらしい。会話のテンポが小気味良かった。 京太郎「ありがとうございました。いってきます」 一太「おっと、最後にちょっといいかい」 旧校舎に向かおうとした京太郎を、彼は呼び止めた。 一太「こんなことを強制はできないんだけど……君が清澄に合格したら、麻雀部への入部を前向きに検討して欲しい」 京太郎「そんなに俺、麻雀強くないですけど」 一太「君は、やめないタイプじゃないか?」 京太郎「えっと……『何を』かによりますけど、根気だけなら、まあ」 一太「うちの麻雀部には君みたいなタイプが必要なんだと思う」 どういうことだろう。 一太「ま、頭の隅でもいいから、今の言ったことを覚えておいてくれないか」 京太郎はさっきまでのことを思い出しながら旧校舎へ向かっていた。 京太郎「ロリ教師か……。百合の妄想に使いたいけど、男の副会長と仲良くしていたのが百合の妄想の邪魔だな」 京太郎「いや、何のために神は人間に妄想力を与えたと思ってるんだ! 副会長を女の子に変換するんだ」 京太郎「ほらあっという間に百合ップル完成! 教師と生徒の百合妄想って最初、抵抗あったのになぁ……」 京太郎「主従百合にハマってからはイケる口になっちゃったなあ……。学生やってると身近だもんな、先生×生徒は」 京太郎「でも商業作品の長編で先生×生徒の話、まだ見たことないんだよなぁ……」 京太郎「たくさんあると思うんだけど俺の検索網には引っかからない……誰か百合の師匠がいればいいんだけど、ちくしょう」 そうこうしているうちに旧校舎に到着。古そうな感じではあったが、建物の造りがどことなくおしゃれだ。 木目を上手く活かした壁や柱は、しゃれたペンションのようだった。 京太郎「おっ、ここか」 ついに麻雀部のプレートを見つける。 京太郎「すみませーん!」 扉をノック。硬い木だったので手が少ししびれたがカンカンといういい音が響いた。 ところが返事がない。 しばらくしてさっきよりも強めに扉を叩いたがやはり返事はなかった。 京太郎「失礼します」 おそるおそる扉を開こうとする。が、やけに重い。強く力を込めるとギギギギキィーッという甲高い摩擦音がした。 京太郎「立て付け悪っ……」 旧校舎というからにはやはりあまり整備されていないのだろう。 京太郎「勝手に油さしちゃってもいいんだろうか……安いしイイよな?」 カバンを探る。 京太郎「しまったKURE 5-56、持ってきてねー……あ、でもシリコンスプレーがあるじゃん」 京太郎「そうそう、椅子がギーギー鳴るから今日スプレーしたんだったっけ。よしよしこれでいいや」 蝶番のところに吹きかけ、扉を開け閉めする。徐々に開閉に要する力が減り、滑りが良くなっていくようだった。 京太郎「ひどく満足である」 「あなた、なにしてるの?」 京太郎「うおっ!?」 後ろから急に声をかけられ、京太郎は動転し声を上げた。 「あら、扉が軽くなってる。もしかしてあなたが?」 京太郎「あの、すみません……整備の血が騒いじゃって」 「いやいや、ありがとう。新入生が来るまでに何とかしなきゃとは思ってたんだけど、手間が省けたわ」 京太郎「もしかして竹井さんですか?」 久「あら? どこか出会ったことあるかしら」 京太郎「副会長……だったかな……に聞いたんです」 久「そう、あいつ……ね。そっか」 遠くを見るような目で彼女は言った。 久「今は麻雀できないんだけど、どうする須賀君? 部室見てく?」 京太郎「お願いします……ってあれ、どうして俺の名前を」 久「名札」 そう言って久は京太郎の胸ポケットを指差した。 京太郎「ああ、なるほど」 普段は名札なんか付けないので忘れていた。名札を外し、ようやく部室に入る。 周りを見渡す。ステンドグラスにシーリングファン、高い天井と年季は入っていたが豪華な部屋だった。 京太郎「この部屋、学校に見えませんね」 久「元校長室だから」 京太郎(校長から部屋を強奪したのかこの人……) 久「……新校舎が出来るときに校長室は移動したのよ」 京太郎「よかった、強奪してないんですね」 久「一応言っておくけど、私はそういうことするタイプじゃないからね」 そうは見えないと思いながらも、京太郎は卓の前に座る。かなり旧式タイプの卓で使い込まれている様子であった。 久「ごめんなさいね、実はその卓、故障しちゃってて、修理しないといけないんだけど……」 久「実は今、新しい卓を買う為に部費を貯めてるのよ」 京太郎「だいぶ古いですもんね、これ」 久「創部当時から使い続けてるらしいわ」 京太郎「いつ買えるんですか」 久「あー……えーっと、もうすぐ、かしらね」 京太郎「……もしかしてこの卓、だいぶ使用してないんじゃないか」 久「んー……まあね、かれこれ三ヶ月ぐらい?」 京太郎「よかったらこの卓、修理しましょうか」 久「できるの!?」 京太郎「中学じゃ『長野の整備王』として名を馳せてます」 久「なんだか雑用が得意そうな名前ね」 京太郎「それは風評被害です」 毎日持ち歩いている整備グッズを取り出し、卓を解体していく。 京太郎「ベルトは――あと三ヶ月ぐらいは持ちそうですね。うん、部品の老朽が故障の原因ではなさそうです」 京太郎「シリコンスプレーとかを使えば何とかなりそうです」 シリコンスプレー万能説。ホームセンターに行けば500円以内で買えるので、ぜひ買うべきである。 手慣れた手つきで調整を続ける京太郎。 京太郎「これでいいかな……牌を借りてもいいですか」 久「ちょっと待っててね……はい、これよ」 ケースに収められた140ほどの牌。 ――それは、どこにでもある普通の牌。表面についた細かい傷は、この牌が長年使われてきたものであることを物語っていた。 ――ただそれだけの牌。見た目には奇妙なところはひとつもない。 ――だが京太郎は、その牌に触れるのが恐ろしかった。 京太郎「……お借りします」 それでも彼は触れた。 京太郎「ぃいっぅがっっ!?」 頭から血液が抜き取られたような脱力感が襲い、そして景色が白く染まり――。 目を開けると真っ暗な世界に立っていた。 京太郎(ここは……いったい) 前後も左右も上下だってわからない空間を、ただひたすらに歩く。 京太郎(進んでるんだよな、これ? 同じ場所でもがいてるだけってことはないよな?) 何か目印がほしい。目印がなければ行動の指針も立たない。 必死で目を凝らして、なにか特別なものがないか探す。 そこに、ちいさな光が見えた気がした。 金色に輝く小さな光。 それは少女だった。 京太郎(かわいい……) 彼女を一目見て、彼はそう思った。 少女のイメージを一言で表すと――咲に雰囲気が似ている少女だ。 京太郎「あの、あなたは……」 声が震えそうになるのを根性で抑えて、金髪の少女に話しかけた。 少女はゆっくりと顔を上げ、彼の顔を見て、鬼のような形相で言った。 少女「ああん!? 男がわたしにしゃべりかけんじゃねーよ。百合は神聖なもので 男は汚いの。わかる? わかったらさっさと消えろ」 おおう。 京太郎(……ええと……この人もしかして) 想像は当たる。 少女「この世界に男はいらない」 ――完全に百合厨だった。 京太郎「お前が……!」 少女「ん?」 京太郎「貴様らのせいでマナーのいい百合好きまで白い目で見られるんだぞ!!」 少女「なんだお前は」 京太郎「ただの百合好きだ!」 少女「男が百合好きィ? 何言ってんだお前? 男は不要なものだろ、つまりお前も不要物だろ。お前の存在が百合の邪魔だろ」 京太郎「一理あるぜ、お前の意見! 俺もそう思ってずっと苦しんできたからな! しかし今の俺はそんなものは乗り越えた!」 少女「乗り越えたんじゃないだろ、男不要の真理を悟って諦めたんだろ? 真理を覆しようがなくって考えるのをやめたんだろ」 京太郎「言いたいことを言いやがって……! 貴様とは決着を付けなくてはならないようだな……!」 少女「いいだろう……私が世界の真実というものを教えてやろう」 京太郎「俺の名は須賀京太郎……あるときは男子中学生、またあるときは『長野の整備王』……」 京太郎「しかしその正体は『百合男子連合雑用担当《エピ百合アンの須賀》だ!」 少女「わたしの名前は《麻雀 牌》。表の顔は牌世界の支配者! しかしその正体は――全麻雀少女百合化計画の主導者!」 京太郎「全麻雀少女百合化計画だと!?」 牌「くくくく、恐ろしいか?」 京太郎「いや、その計画いいっすね」 牌「えへへー/// でしょ?」 京太郎「その計画が達成されれば竹井久先輩も百合になるのか……イェスイェスイェス!」 京太郎「きっとあの人、中学のときはちょい不良で純粋な女の子を何人か落としてるタイプだぜ」 牌「わかるー絶対本人は無自覚で口説きまくってそう!」 京太郎「素晴らしい世界だな、百合世界! その世界で少女たちはプラトニックな愛を育んで……」 牌「おいコラちょっと待てプラトニック派かよお前はエロティックのない百合なんて紅生姜のない牛丼屋みたいなものだろ」 京太郎「べっ……紅生姜のない牛丼屋だと!? ほほう……言ってくれるじゃねーか。やっぱり俺達は戦う運命にあったようだな」 牌「来いよ京太郎! 貴様の百合の花びらを全部むしりとってやる!」 久「大丈夫!? 須賀君!?」 そこで目が覚めた。 京太郎「……俺、この麻雀部に入ります」 久「え? そりゃ嬉しいけど……なにがその決意を引き出したの?」 京太郎「戦い相手がいるんです!」 百合愛好者というのは数が少ない。迫害される立場にあるのだ。 だからこそ少数の百合好きたちは手を取り合って協力していかないといけないと百合ーダーは言っていた。 それを京太郎は納得していたはずだった。 京太郎(だけど目の前に現れた牌ちゃん! 俺は彼女とは相容れない……だからこそ強く想う。) 京太郎(これは本能だ。アイツにだけは絶対……負けたくない……!) 京太郎「俺は牌を超越するっ!!」 ――こうして、牌と京太郎という二人の戦いが始まったのだった。 1・終
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5691.html
542 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 00 39 17.92 ID noapBdbro [5/10] 京太郎「……飯にすっか」 煌「ふふっ、すぐに用意しますね」 照「やーいやーい! お腹まで泣き虫ー!」 咲「うぅぅ!」バシバシ 照「ぐっ!? ホーンが復活してるから地味に痛い」ウグググ 京太郎「何やってるんですか?」アキレ 煌「京太郎君、食事の前にすることがある筈でしょう?」ニコニコ 京太郎「え、それは……?」 煌「腹筋100回、腕立て100回、発声10セット、外郎売10回がまだですね」ニコニコ 京太郎「ひ、ひぃぃぃぃい?!」ガタガタガタガタ フコウダァァァ! サボリハユルシマセンノ! タスケテェェ! ニガシマセンノ! 咲「ふふっ、相変わらずだなぁ京ちゃん」クスクス 照「だから言ったでしょ。京ちゃんは京ちゃんだって」 咲「うん……やっぱり、京ちゃんのとなりがいいなぁ」 照「……そうだよね。やっぱり京ちゃんがいなきゃダメなんだね私達」 だから――早く追いついてね 私……ずっと待ってるから ,. ―――-- 、 / ヽ、 .' ヽ / , { | , l | } , .' .| | /_j _/ .! |-/、 . { | |イ} } /}/| /}/ } ハ | {、 . | 、 从ィ斧 / イ斧Y { | ヾ} |∧ r从 { Vり Vリ |∧{ Ⅵ、 \ . . . ' . 八 リ ヽ}`ー、 ` ´ イ 从}≧=-- く ,-r―--イ} | 〉--―、 、 / {、 、 〈___/ /イ ヾ {- 乂\ 、 { / イ/ /- 、 , | Ⅵ\ > ∨-< _// Ⅵ | / ¨「__7 ̄´ { / イ | | { / ∧ / / | | 八 / ∧ , /_-'」 | Ⅵ_ _/ 〉 / , 咲「大好きだよ、京ちゃん!」ニコッ <須賀京太郎のファン> 宮永照 弘世菫 宮永咲 ←New! 555 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 00 55 49.49 ID noapBdbro [6/10] こうして楽しいひと時を過ごした咲ちゃんは長野へ帰っていった。 だが京太郎! お前の相手はまだまだ数多くいるぞ! ?「咲がやられたようね……」 ??「じゃが、先は清澄団体チームの中でも一番のヌルキャラ」 ???「お楽しみはこれからだじょ……」 果たして、清澄四天王の猛攻を抑えられるのか、京太郎!!! 頑張れ京太郎! 負けるな京太郎!! トップアイドルになるその日まで!! 和「……ところで」 オラァァタマトッタレェェ!! シュリュウダンジャァァァ!! 和「ここはどこなんですかぁぁぁ!?」ガビィーン! のどっち現在地 【福岡】 【そして翌週 白糸台 京太郎の教室】 ザワザワ ガヤガヤ ガララッ 京太郎「おはよーさん」テクテク ザワッ 京太郎「ん? なんだ?」キョトン キャー!! イヤァァァン!! ダイテェェェ!! メチャクチャニシテェェ!! 京太郎「」 淡「あ、おはよー!」 京太郎「なんだ、この騒ぎ……?」ガタッ 京太郎の机「」バサバサバサバサバサバサッ!! 京太郎「!?」 ラブレターの山「」ドドドドッ!! 京太郎「!?!?!?!?!?」 淡「ウワーモテモテダネー」ボウヨミ 京太郎「どうなってるんだ……?」 淡「これじゃない?」つ雑誌 京太郎「へ?」 淡「……ミーハーってこんなにウザかったんだ」ボソッ 京太郎「どれどれ……」チラッ 561 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 01 01 00.40 ID noapBdbro [7/10] =- ..,,__j { |! !|...} |-------┘{..| | | | | | } └-----┘.| |! || j {__|!_j !_ ニ=- ..,,___ `''ー=- . | | | ,. ⌒ヽ、/⌒ 、-- 、...| | | .} |¨.| | ̄! ..|--= ニ三 _,,三 γ⌒マ i i ,.-、 . | |./_,..- ヽ ` 、..゙| .. | | | | . | |-‐ァ-、  ̄} .| ̄γ⌒マ -{ ! !}- | |=-{! i}ー-../ /´ / ∨ \. __| |__j |__.| |--{! i}‐‐j |-‐ {! ! }‐=  ̄ ゙二二.゙ガイアが俺に―――. / ,' 、 ヽ.....‐┐‐┐ |ニ二 ""´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ― -----.t=r=-...../ , , / /| | . | | | ∨| | | | | |___ ____ γ⌒マ i i_/ / / |_|__'_| | _}_|_|_| | | | | | . ! i , -.、 ̄} .| ̄γ⌒マ -{ ! !}- | |=. ̄ ̄´/ イ ' { ´| |/__{ | , ´/}/_}∧ | | |゙|_| |__| |--{! i}‐‐j |-‐ {! ! }‐=  ̄ ̄ |三三二二ニニ=/ / , rⅥィ笊 从 {∨ /ィ笊_ヽ}/、 | |.... {ニ }=ニニ二二三三| ̄ ̄ ̄ ~~ ~ ~ | ̄`i|三} .| / イ ∧{ 从 Vり \∨' Vり /' / ∧{ ==ム ヽ!三|--== r--- | | . . i| | r‐- ´/イ }从lム ; \ ,ノ / \.゙ァj.} , ---==ォ. | | | |ニニ i| | {二二 `ヾ、 | ∧ ∧,イ / / ニニ }...| | | UiUiU i| | ! ̄ ̄ ヽ Ⅵム -―‐‐' .イ //....ニ./ /  ̄ ̄| . ! ! iUiUiUiU |_,,.. > (⌒y'⌒⌒) ,r-、.._ -)ノl゙ヽl\ / ./¨`‐‐ 、 ,r-、(⌒y'⌒⌒) 、..,, ゝY ,、__ ソ..._, '´ ´ iヽ、 .,∠ l .―――もっと輝けと囁いている . ,,.. -‐彡 `゙゙ ''' ー ---..\ ´ r´rヘ-ニ/ヽ、r‐´}_} /二 ニニ --- ― ''' ""´ ヽ (/ // | ハl / > / / |__/l /`--- 、____ _ -‐ ´ ∨ / l / / i `、 _____/ ̄ ∨ l _ | / i |l i ', ________ | ∨ | (_) _∠´ l | | | ./| /i .l l γ)) ゝ/ ノ r'´ | ∨ ∨ | // |゙  ̄ ̄ ̄ ̄ | `z}/ ト | l `-‐´ .\ l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ } /k}/ lヽ l i} . .< | | __// tjz |∧ /| / / ̄ ヽ ヽ| l r‐'´.彡'´ tヲヒz}-、 ./ | __ / /l / ヽ .| | | | (_) | kgjtェヲヒzjfョ((_)) // / / | | | | | l ∨ l | r‐´ / / / | |. K.S(Age16)[アクセル1所属] 京太郎「う、うぉぉおぉおお?!」 キャァァー!! スガクゥゥゥン! コッチミテェェェン! アァァァァァン! 淡「凄いじゃん、仕事取ったんだ?」 京太郎「ああ! だけど、こんなにデカデカと特集してくれたのか……」スゲェ! 淡「まぁ、確かにちょーっとはカッコイイけどさ」ボソッ 京太郎「え?」 淡「別に。なんでもないけど?」プイッ 京太郎「そうか?」 淡「……ふんだ」 576 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 01 15 44.34 ID noapBdbro [8/10] 【一方その頃 千里山】 竜華「……や、やったで!!! やったんや!!」ワーイ! セーラ「へぇ……こりゃええなぁ」ホンワカー 浩子「……」ニマニマ 怜「」ミイラ 泉「(まだ干からびてるんやな……)」ドンビキ 雅枝「これは中々やなぁ」フフフ 【長野 清澄高校 麻雀部室】 久「……ハァ」ボンヤリ まこ「お前さんも引退したの、よう来るのぅ」 久「いいじゃない。ここ落ち着くんだから」 ダダダダッ! ガチャッ! バタン! 一太「た、大変です!!」バーン! まこ「なんじゃ騒々しい」 久「何? 大したようじゃなかったら許さないんだから」チラッ 一太「いやいや! これを!!」バッ 久「なによ……」スッ まこ「なになに……?」  ̄ ̄~γ´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| │.| | | || | /... | . | ./ // | | | | | / | \ `| | │ | |.i┬┬┬┬┬ . ,. ⌒ヽ、/⌒ 、-- 、┬┬|__| .∧ ./\ /` |... | │ | | |┴┴┴┴..../_,..- ヽ ` 、゙| |/ ∨ / .\/ |_,,,..| │ | | | ___.゙/ /´ / ∨ \. / / / . ....\ .|... | │ | | | ∧ , ´ / ,' 、 ヽ..゙| / / ー‐──\|... | │ | | l_//|/ , , / /| | . | | | ∨..゙|./ / . . |... | │ | | _/ / / |_|__'_| | _}_|_|_| | | ..Т´ . |... | │;| | 「.. ̄ ̄´/ イ ' { ´| |/__{ | , ´/}/_}∧ | | | | . |_゙| │.| | | ̄.゙/ / , rⅥィ笊 从 {∨ /ィ笊_ヽ}/、 | |...] | | │ | | |.. / イ ∧{ 从 Vり \∨' Vり /' / ∧{..゙| | ̄ | │ | | 「 「 | ´/イ }从lム ; \ ,ノ / \ | | │ | | |. | ∧ ∧,イ. | | | │ | | | n..Ⅵム -―‐‐' .イ //.| | | | │ | |г .「 | . _ -´ .ヽl\ //イ /¨`‐‐ 、 | | │ | | L | _, '´ ´ l`ヽ、 ,∠ | l ̄ ̄ ̄7. | | │ | | | ..゙\ ´ r´rヘ-ニ/ヽ、r‐´}_} / |~゛'.| │ | | .| ヽ (/ // | ハl / | | │ | | | > / / |__/l /`--- 、____ | | │ | | _ -‐ ´ ∨ / l / / i `、 | | │ | | / ̄ ∨ l _ | / i |l i ',..゙| | │.|____| | ∨ | (_) _∠´ l | | | ./| /i .l...| | │..___;;| l γ)) ゝ/ ノ r'´ | ∨ ∨ | // |.. | | │... | `z}/ ト | l `-‐´ .\ l | | │... } /k}/ lヽ l i} . .< |...| | │... | __// tjz |∧ /| / / ̄ ヽ ヽ|..゙| | __│._______ _____________________..| ──へ────────────────────────────´ 久「!!!」ガタッ!! まこ「!!!」ガタッ! 【優希の部屋】 優希「……」ペタペタペタ 壁一面「」京太郎の写真 優希「……じぇ」ニコォ 592 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 01 28 10.73 ID noapBdbro [9/10] 【芸能事務所 アクセル1】 ひのちゃま「へーっ! いいね、これ!」 のんたん「カッコいいなぁ」 くろださん「まだ表情が少し硬いな」 だいちゅう「十分ですよ、これが初撮影なんですから」 てらしー「まぬけづらしやがって」プイッ 社長「いいねぇ。これは華々しいデビューだ」 おりかさん「へぇー、カッコイイじゃん!」 ゆうゆう「素敵だねー!」 その他所属者「「「頑張ってるじゃん」」」ワイワイ ワイノワイノ ガヤガヤガヤ 【某テレビ局】 ???「うふふ……☆」 恒子「瑞原プロ? なに見てるんですか?」 ???「内緒ですっ!」クスクス 恒子「???」 健夜「これは……」ハナジボタボタ えり「!?」 【白糸台】 煌「実にすばらっ!!」 京太郎「本当に驚きましたよ……」 煌「でも、これで自分がアイドルだって実感が持てたでしょう?」クスクス 京太郎「そうですね。十分すぎるほどに」 煌「でも、満足はしていないんですよね?」 京太郎「はい。俺はまだまだ上を目指したいんです」 今よりももっと、もっともっと高く! 誰よりも高い場所へ――! 京太郎「俺! これからも頑張ります!!!」ニッ! カンッ! 須賀京太郎君の次アイドル活動にご期待ください!! 675 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 22 18 53.68 ID IX6qSW2Mo [2/8] 【顔だけ】「アクセル1を語るスレ」part20【ちゃうの?】 215 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP 最近帝王分が足りなくて辛いですわ…… 216 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo ス○パーでのぬ~○~再放送が最近唯一の癒し 217 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi ↑DVDBOXも持ってないの? そんなんじゃ甘いよ(嘲笑) 218 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku/ ぬ~○~はちょっと怖いよー 主に妖怪退治する辺りが怖いよー 219 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress やはり玉藻だな、玉藻に限る 玉藻でなくてはならない 220 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 テッカ○ンブレードの頃が好きだなぁ 221 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO ↑ アラフォー乙 222 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ↑アラサーだよ!!! 223 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi ひろきさんの城之内もいいけど、初代も忘れたくないよね 224 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 最近帝王一色だな ひのちゃまやのんたんも頑張っているというのに てらしーはごめんなさいしないといけないよね? 225 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU て、てらしーはホンマはええ子なんやで! 226 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa うんまぁ、ツンデレというかなんというか 227 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii すんななのちしちにとなのに となきちくちのらすらとな 228 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba ワッツ? 日本語でおk 229 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer ↑ ヒント かな入力だねぃ 230 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 227 何これ、頭おかしいんじゃないの? 231 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi これはお薬が必要だね 232 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend 何がなんだか分からない……! 233 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 【速報】須賀京太郎、遂にデビュー 234 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten !? 235 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 なんだって!? それは本当かい? 236 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa kwsk 237 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa きゅ? 677 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 22 31 25.70 ID IX6qSW2Mo [3/8] 238 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT 須賀? 殺された筈じゃ…… 239 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ↑残念やったなぁ、トリックや 240 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame キタイ! アゲ! 241 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 馬鹿な……今期アニメ全てをチェックしているこの私が……見逃し? 242 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku/ ちょー気になるよー!! 243 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ソース早くしてほしいぞー 244 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN ソースよりタルタル派だ 245 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes ↑ソースとは情報元のことですよ 246 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 気になるのぅ? 全裸待機じゃな 247 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO アニメ関連じゃないっすけどね たまたま購読してた雑誌で特集されててビックリ  ̄ ̄~γ´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| │.| | | || | /... | . | ./ // | | | | | / | \ `| | │ | |.i┬┬┬┬┬ . ,. ⌒ヽ、/⌒ 、-- 、┬┬|__| .∧ ./\ /` |... | │ | | |┴┴┴┴..../_,..- ヽ ` 、゙| |/ ∨ / .\/ |_,,,..| │ | | | ___.゙/ /´ / ∨ \. / / / . ....\ .|... | │ | | | ∧ , ´ / ,' 、 ヽ..゙| / / ー‐──\|... | │ | | l_//|/ , , / /| | . | | | ∨..゙|./ / . . |... | │ | | _/ / / |_|__'_| | _}_|_|_| | | ..Т´ . |... | │;| | 「.. ̄ ̄´/ イ ' { ´| |/__{ | , ´/}/_}∧ | | | | . |_゙| │.| | | ̄.゙/ / , rⅥィ笊 从 {∨ /ィ笊_ヽ}/、 | |...] | | │ | | |.. / イ ∧{ 从 Vり \∨' Vり /' / ∧{..゙| | ̄ | │ | | 「 「 | ´/イ }从lム ; \ ,ノ / \ | | │ | | |. | ∧ ∧,イ. | | | │ | | | n..Ⅵム -―‐‐' .イ //.| | | | │ | |г .「 | . _ -´ .ヽl\ //イ /¨`‐‐ 、 | | │ | | L | _, '´ ´ l`ヽ、 ,∠ | l ̄ ̄ ̄7. | | │ | | | ..゙\ ´ r´rヘ-ニ/ヽ、r‐´}_} / |~゛'.| │ | | .| ヽ (/ // | ハl / | | │ | | | > / / |__/l /`--- 、____ | | │ | | _ -‐ ´ ∨ / l / / i `、 | | │ | | / ̄ ∨ l _ | / i |l i ',..゙| | │.|____| | ∨ | (_) _∠´ l | | | ./| /i .l...| | │..___;;| l γ)) ゝ/ ノ r'´ | ∨ ∨ | // |.. | | │... | `z}/ ト | l `-‐´ .\ l | | │... } /k}/ lヽ l i} . .< |...| | │... | __// tjz |∧ /| / / ̄ ヽ ヽ|..゙| | __│._______ _____________________..| ──へ────────────────────────────´ 248 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten ファッ!? 249 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 え、カッコイイ…… 250 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 え? ええ? 251 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 33.24 ID NekiYadEE 誰やコイツ?(恋に落ちる音) 252 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ?:33.24 ID ATGsisteR 誰やコイツ?(恋に落ちる音) 253 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE なんだこれは……たまげたなぁ 688 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 22 45 37.91 ID IX6qSW2Mo [4/8] 254 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA え? いつからジャ○ーズスレになったんだ? 255 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO いいじゃん! 見事にアイドルしてるって! 256 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 これはイケメンの遺伝子を後世に残すべきですねっ☆ 257 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru ちなみにキャッチコピーは私が考えてる(照だけに) 258 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI わずか一ヶ月で……化けるものね 259 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar あれ、どこかで見覚えが…… すごく懐かしくて、胸がドキドキします 260 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku/ ちょーカッコイイよー! 261 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ふわぁぁぁぁぁぁあぁ!?!?!?!?!?!? ほぁああああああああああああ!!!?????? ど真ん中直球ストライク入りましたー! これもう止まりませんよ? 責任取って貰うんだからね!! 262 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba ノーウェイ! あ、ありえません! 私がドキドキするなんて……!? 263 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer 顔は文句無しだねぃ 顔は 264 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur どや!? ええやろ!! 265 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe 頑張ったんやね~、スゴイで~! 266 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi モデルなのが残念だなぁ 早く声を聞いてみたい! 267 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo こんなに格好いいと……モテるんだろうね 268 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe かっこいいですね 269 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT ま、まぁ? 私の雑用はさせられるレベルだし? ランクCくらいのナイトにはしてやるし? 270 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 愛しています 698 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 22 59 43.74 ID IX6qSW2Mo [5/8] 271 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハー! てごしくんゴメンなー…… 272 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 これは、アイドルもいいかもしれないな 273 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten これで麻雀強ければ……カードは期待できるんだけど 274 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi 顔は日本上位レベル 問題はその他じゃない? 275 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP なんででしょう? なぜか無性に股間を蹴り上げたいですわ 276 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN こいつ、まさか……いや、そんな筈はない 278 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 ジャニーズ上位ってとこかな? 279 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa みんな突っ込まないけど、あのキャッチコピーは無いと思う 280 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 黙れ若造! お前におもちが救えるか!? 281 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 19.19 ID NekiYadEE 須賀京太郎、要チェックや! 282 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 19.19 ID ATGsisteR 須賀京太郎、要チェックや! 283 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame イケメン! ハッサム! 284 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 ↑ハッサム……? 285 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii おのれ、自分だけ膝枕エキス吸いおってからに……殺すで? ホンマひき肉にすんで? 憎い……この世の中で一番憎い……!! なのに、なのにや…… なんでウチがドキドキしてんのやぁぁぁぁぁああああああああああああ!? うわあぁぁぁぁぁぁ!? 286 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU 愛じゃよハリー 287 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress これはいい 雑誌買いに行かないとな 289 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend ファンになっちゃうヤバイヤバイ…… 290 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO 須賀先輩、カッコイイ…… 291 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes 少し見ない間にここまで…… 感動しました 716 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 23 20 21.97 ID IX6qSW2Mo [6/8] 292 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハー 家のジャ○グッズを全部処分したぞー 293 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 45.45 ID NekiYadEE なんや、調べてみたら新人やん。可哀想やからウチがファンになったるわ つーかさっきから下で妹がうっさい。何がイケメンキターや 294 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 45.45 ID ATGsisteR なんや、調べてみたら新人やん。可哀想やからウチがファンになったるわ つーかさっきから上で姉がうっさい。 何がイケメンキタデーや 295 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 45.45 ID MaSaEATG さっきから娘達が騒がしい…… 仲間に入れて欲しいんやけど 296 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU 友達が知り合いやから応援してたんやけど、こりゃガチでファンになったるわ 297 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 顔は及第点 素行が気になるところです 298 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HotpLeAse あったかいかなぁ~? 299 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ ミツケタ 300 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO これからの活動に期待ってとこすかね 301 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur これが須賀京太郎や! アクセル1のルーキーやで! 302 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA 凄い努力したんだね、偉いなぁ だけど容姿だけで生き残れる程甘い業界じゃないから、これからも頑張らないとね きっと大丈夫だと思うけど、売れ始めが一番気が緩むところだと思うし 帝王や他の先輩方の姿勢をしっかりと学んで欲しい 303 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 もう待ちきれないよっ☆ 304 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa ごしゅじんさましゅき 305 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi これからもずっとずーっと!! 応援してるからっ! 【煌の部屋】 煌「ふむ……中々好評ですね、すばらっ!」カタカタカタ <須賀京太郎のファン> 宮永照 弘世菫 宮永咲 蒲原智美 ←New! 愛宕洋榎 ←New! 愛宕絹恵 ←New! 江口セーラ ←New! 775 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 23 56 11.95 ID IX6qSW2Mo [8/8] 【白糸台 正門前】 ダダダダダダッ!! 京太郎「ひぃぃぃい!?」タタタタッ! 女子連中「「「「待ってぇぇぇぇん!!」」」」」ドドドドドドドドッ!! 京太郎「た、助けてぇぇ!!」ヒィィイ! 淡「何やってんの?」アキレ 京太郎「み、見てないで助けろぉぉぉ!」 淡「やーだね。自業自得じゃん」プイッ 京太郎「淡ぃぃぃぃい!」 女子連中「「「「「いやぁぁぁぁん!!」」」」」キャー! 京太郎「ば、万事休すか!!?」 照「京ちゃん、こっち」ザッ 京太郎「照さん!?」 照「我が一撃は無敵なり……」ザッ 京太郎「!?」 照「はぁぁぁぁぁ!!」 ____\ \ { \ __> .. \ . \ }\ \ ... \ . \ \ , , /\ \ .. \ l \ \ \ヽ/⌒7 ′ ′ , | li\ / -‐/ ̄ ̄ ̄/ ̄\ \} }\ \ } ∨ / ∧ , ′ /{ }\ | \ l| \ / / / / y'⌒ヽ\人 /\ \_}/ ,/ ̄ / ∧ ∨,√| \_} \__} \ _ -‐ / -‐ / /../ / ̄ ̄ ̄\ ∨ } ′/ ∧ | ∨ l| }i-‐ // { ,.../ { \ | | | / i| | l ll| |li、 / \/l l...| | ∨ | | | ii| i| 丶 ,′ >‐- 八 ll...| |___ | l| | |l ill| | l ll| |lli ii| i| \ | -‐ {. . ト---≠ ┴ァ‐- {/ ̄ ‐- __| l| | |li ii| \ | ∨∧\{/∨ / f´}/) -=ニ | |lli illl| | l iii|\ \ | _∨∧彡クj //)-} /ヽ.  ̄} |llli illll| | l ll| |lli ll| i|. . . \_____|______/. . . /i⌒}/,〈 ´~ (/ 〉 , |lllli illlll| | l ll| ii|lli ii| ll|| i|、. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / / \ \ `~´{_ ′ lll|い√ ̄} | ∧ l「` -=i|ll| ii| ill| /. \. . . . . . . . . . . . . . . . < ̄ ̄ _/. . . /l__//>-- \ , l| )ノ l| |,/ l i リ^i\ } /^}/}  ̄\. . . . . . . . . . . . .`ー‐‐. . . . . /,/ ̄ ̄\ト、 } \ ′リ l| |′ l | \从,/ | / \. . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ ,/  ̄ `ー- _〉 リリ リ′ }′. | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | '′. |. | | 〈/〉-‐=ニ二ニ=-- _,,| ∧ }ニ=-  ̄ ̄ ̄ -=ニ=- _〉 〈 }  ̄「\ ドッゴォォォォオオン!! 女子連中「」バッヒュゥゥゥン! 京太郎「」 照「……成敗完了」フフフン 京太郎「」 淡「やるじゃんテルー!」ワーイ 安価↓3 1 麻雀部に行く 2 今日は事務所に行く そのレスのコンマが50以上で和がいる 3 まっすぐ家に帰る そのレスのコンマが50以上で和がいる 802 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 00 14 10.97 ID nMj5ecD1o [1/17] 【芸能事務所 アクセル1】 ガチャッ 京太郎「お、おはようございまーす」フラフラ 社長「おー、須賀君。無事だったかい?」 京太郎「大変でしたよ……アイドルって、こんなに辛いんですね」ゼーゼー 社長「しばらくすれば落ち着くさ」 京太郎「そうなんですか……」 社長「おっと、その前に君に紹介したい人物がいるんだ」 京太郎「紹介?」 社長「入ってきたまえ」 コツコツコツ ??「……」ニコッ 京太郎「な!?」 ,>─. .──- .ィ─-、._ __┌.、/ \/ | | ∨′ . . . ', }. ,ゝ / ト、 ∨ ゙i { / ,.! ! ! . .| .| | | ', ! ! } ',;;;;ィ゙ ヽ ! .{ { | | | 」| .| | ィ‐十ト| | } } \ / |/{ |.!.| {斤人|ヽj\| .レ゙リリル ノ ィレ′ ヽ .{',从|レィ==、 ィ==x .リ/ |」| ├┤| 沁 ノ/ ! | . .|',| 人 r─‐┐ ハ/ / | | . .| | |> , `.-- ' ,∠// /! | | . .| | . |ィ‐=_,,} ー {.__//゙ /_.| i| |... | | ! リ.| {_ __.//゙ / ヽ!| | . .| .| ! / /_,ヽ.∠ィ'/ /─=|| | . .| .| / /─'、,..ィ‐-、_,..| | |_ || | . .| .i! ../. . . . | ∨ ゙< 小. | . .| .{ ! ∨ . ヽ`>、 ∨ |. ) |. . | | { . } ! ! | .. |∧ ', . . . i. ..ノ| | リ | ../ ヾ.\__, 人 ,.イ〃.ノ/ ゝ | `ーイ / | /゙_.∠.ィ゙/ | \.|_ / ! ,ィ゙ {" ∧ \ } / ∧ 和「お久しぶりですね、須賀君」フフフ 京太郎「和!!」ゴクリ 須賀ホーン「(意味深)」シャッキィィィン!! 和「……ふふっ」 814 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 00 26 14.22 ID nMj5ecD1o [2/17] 京太郎「の、和!? どうしてこんな場所に……」オロオロ 和「それはこっちの台詞ですよ」テクテク 京太郎「え?」 和「……どうして、勝手に出ていったんですか?」ウツムキ 京太郎「それは……」 和「私、寂しかったんですよ……」 京太郎「和……俺、俺は」 和「……」キッ パンッ 京太郎「え……?」ジンジン . / | . i .| . . . i| | . . . . . .|! . |i . | 、 . .゙、 、 ゙、゙、 ; イ/ i ./ | i .| . . . i .| . . .i| | . . . . . . .|! .| i . i 、 . . 、 .、 . . .! . iヽ/ . . .|/ i i | | . | .| . . . i| | . . .| ! | .. |i. | .i i ゙、 . .i.;A-‐ハ .! . . . . . . ..! ___| ! .i | . | . . .i .! . . .|!.i! l | . ! . . . . ..i . .i ゙、! _/ハ ハ/ |ィ;. .,.-‐-、! /. . . . .V/i |.| . . i i i_ |、!、 . .! i !、i . . . . . .i . .i _;彡';tr=、 ヾ、"' /ヽ |' . . . . . .i . | . . . . ! i i! | .. i i . . i`iー ト-!、丶 . . . . i 、^V i_; ヽ / i . | . | . . . 、 ! i、 . .i . . . .| .i 、 .7メ'f ヾー\ . . . 、`ヾ ;;; ン ′ ノ . . ! .| . . . ヾi 、 .\ . \ .]〈 っ ; i  ̄` _,∠| | . | .|―- ヽ! .i、`゙ー-r≧ ≠ , " " / | ! . | .!//// | .| . . . . . . \! ,, ,, / i! i .i//// | .| . . .i i r== "ヽ / i . i .|//// | | . i . |\ ∨__ノ) / / . i. |//// | | . .| イ | |l`ー-..、  ̄ ̄ / / . |///// |.| . | ∧ i . !i `i ー-‐ ' ,..-‐ / . .i!///// 和「どうして、相談してくれなかったんですか?!」 京太郎「っ!」 和「私達は……そんなに頼りない、ですか?」 京太郎「それは違――!」 和「バカ……須賀君の、バカ……」ポカポカ 京太郎「和……ごめん」ギュッ 和「……須賀君」ギュゥゥ ムニュムニュ 京太郎「……」ギンギン ガチャッ 竜華「さーって、今日も頑張って仕事するでー!」テクテク 和 京太郎「……」ダキッ 須賀ホーン「キャストオフ」ビンビン 竜華「……は?」 828 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 00 35 59.05 ID nMj5ecD1o [3/17] /.......... / | ハ ハ ..ノヽ..∧. /....../... / | | \ 斗-、 i ∧ '....../..{ 〃 { 弋{ 〃ヽ 廴 \ | ∧ i...../... | ト-| { \ ぅ 斗=ミ、 i | / ∧ |... 7.. | | | {_ ヽィ乏) ハ 入 φ / ∧ |ハ ヽr y 弌 弋辷ツ ′ 〉 / i / ∧ |{ i ∧〃_) ハ ` _厶ィ ハ | / ∧ |{弋 〈 ハ ゞ -'' 、 ´ } | / ∧ ` >へ i u / | / ∧ }. . -‐- 、 rー ' | / ∧ |.∧ V_ ノ イ | | / ∧ |... ゝ / | | | / ∧ |... > < 八 | | \_ |... i `¨ハ 〉 | |/ ̄ ̄ ̄〃 へ ^ヽ |... | 〉 / | | // ⌒ヽ.∧ |... |__// _/{ | | // V∧ r―|... / ./---、 ' ./ { | |_彡 ' V∧. ∧ { |... / // ̄ ̄ 7 | | |=- / V. / } ト| / 〃 / | | | ./ / V 竜華「え? ちょ、え?」 京太郎「りゅ、竜華さん!?」ガビーン 和「……?」 ガッチリホールド 竜華「きょ、京太郎……君……?」フラフラ 京太郎「こ、これは違います!」バッ 和「誰ですかこの人?」 京太郎「あ、えと……プロデューサーだよ」 和「ああ、そう……【ただ】のプロデューサーですか」ニコッ 竜華「!??!!?!?!??」ビッキィィィン 京太郎「そうそう、ただのプロデューサーで……って、え?」 和「ふふっ」ニコニコ 竜華「京太郎君……」ゴゴゴゴッ 京太郎「ぎゃあぁぁぁぁぁ!? 許してください! お願いします!!!」 竜華「う、うち……」 京太郎「ひっ?!」 ピタッ 竜華「う、うぇ……」ジワッ 京太郎「!?!??」 竜華「ひっ、ぐすっ……ひぐっ」ポロポロ 京太郎「」 和「???」 836 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 00 50 13.74 ID nMj5ecD1o [4/17] 【十分後】 京太郎「(あれか十分、突然泣き出した竜華さんはなんとか落ち着いたみたいだけど……) 竜華「……」モキュモキュ 社長「ど、どうだいそのおまんじゅう! 美味しいだろう!」HAHAHA 和「……」 京太郎「……」 正直、事務所内の空気が最悪です 京太郎「(ああ煌さん……早く来てください!)」 【一方その頃 スーパー】 煌「あっ、これはお買い得!」シュバババッ!! おばちゃんA「あ、あの子できるっ!!」 おばちゃんB「速い……!?」 煌「ふふっ、これで京太郎君に美味しい物を作ってあげられるかな?」シュバババ! おばちゃんC「目で追えないスピード!?」 煌「これもすばらっ!」ガシィッ! 【アクセル1】 京太郎「(煌さぁぁぁぁん!!)」 竜華「……なぁ、京太郎君」ボソッ 京太郎「は、はい!」ビクッ 竜華「……この人、確か清澄の子やな?」 京太郎「そうです!」ビシッ 竜華「そんで……京太郎君のなんやの?」 京太郎「え、それは……」 和「恋人です」ニッコリ 竜華「……」パリィィン 京太郎「アカーン!! これアカーン!!!」アワワワ 淡「呼んだ?」 京太郎「呼んでねぇよ!!」 竜華「」ブルブルブルブルブル 和「冗談ですよ?」クスッ 竜華「え、ええ加減にしときや……」ギリギリギリ 846 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 01 01 20.14 ID nMj5ecD1o [5/17] 竜華「う、うちはな!! 京太郎君のプロデューサーや!!」バンッ 和「?」 竜華「京太郎君の面倒はうちが見とる!!」 和「はい」 竜華「せやからな! 京太郎君は渡さんで!!」バーン 和「……え?」 京太郎「え?」 竜華「……」ボンッ 和「もしかして……清水谷さん、須賀君のこと――」 竜華「~~~~っ!! ちゃう! そんなんやない!」マッカッカ 和「いや、でも」 竜華「これはアレや! Pとして面倒見とる以上! 放っておけないだけや!」 和「そうなんですか? 京太郎君は魅力的だと思いますけど」 竜華「せや! 京太郎君とはアイドルとP! それだけで、それ以上の感情は微塵も無い!」 和「微粒子レベルもですか?」 竜華「微粒子レベルもや!!」バーン /⌒ _>、/⌒ Y¨¨¨ 、 /´> ´ , } \ , ´ / 、 ヽ / / ' | | ∨ . ー‐イ' / / | | l } | | | . / ' ' / |{ | / /| } l | | // / { |-+-|、 | ,-}/-}/- / } { / ,..イ , 从,ィ=从{ l / ィ=tミ}イ/ /_ 从  ̄´ |∧ { Vリ ∨' Vり /' /- } / } / 从ム , ム,イ-、/l , . r ' /|/ 八 __ _ / / 、 イ Ⅵ \___ イ |ヽ 「 、 | r <///| |/}_」 |//(_)//|_ , <///〈 ,」////イ////> 、 r--- <////////∧ /////////////////> 、_ //////////////〈/ }---{///////////////////////ハ {//|////////////Ⅵ |////////////////////////} |//|//////////////| /////////////////////////l| 京太郎「……」 竜華「あっ……」 864 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 01 11 26.28 ID nMj5ecD1o [6/17] 竜華「あ、えと……今のは、その……ゴメンな」 京太郎「ん? なんで謝るんですか?」 竜華「だって……」 京太郎「俺、安心しました」ニコッ 竜華「え?」 京太郎「だってアイドルに恋愛なんて御法度じゃないですか。だから……安心しました」ポリポリ 竜華「安心……?」 京太郎「こんなとこで言うのもなんですけど、竜華さん……優しいし、可愛いし、スタイルも……いいじゃないですか」 竜華「~~~~っ」カァッ 京太郎「だから、もしモーションなんてかけられたら……俺、イチコロだったと思うので」アハハ 竜華「……」 ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨////////////////// 京太郎「だから俺、嬉しいです。竜華さんがちゃんと、俺のことアイドルとして見てくれていて」ニカッ 竜華「……当たり前や、アホ」ボソッ 京太郎「これからもよろしくお願いしますね」 ヽ./ , ヽ ヽ冫 | / / /」 /} }゙`「丁ヽハ ! ! ! }-ィ |_,'_,,|-‐''/ / / .} /.| | | /. } | | . リ !.|. ト.、 ト、 ィ゙ | |\/ //. / / ! !/!/ !从 /| .| !∧冫 |人小|ヽ !.ィ爪沁ヽ. /./ /,.イ爪心ヽ.! イ/.//′ l ヾ |/{ ⊂. ′ ´ ! ィ./ ト,ムノ ! γ⌒ⅵヽ弋二;;ノ ゝ-.″ | } | ', { ` 、 レ′ !. ..',\ ノ ! | `ー´\ ,. , / ! ! ! ! |. ` 、 ./| . ! ! ! ! | }` .. __ , イ | | | | | | } ィ‐┤. ├ .、| | | | | { 和「……(よかった、須賀君のこと好きじゃないんですね)」ホッ 878 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 01 24 14.86 ID nMj5ecD1o [7/17] 竜華「なんか、うちが雰囲気悪くしたみたいやな」ガタッ 京太郎「あ、竜華さん?」 竜華「今日のスケジュール組んでるから、ゆっくり話しときや」ニコッ 京太郎「ありがとうございます!」 竜華「そんで、原村さんやったな」 和「はい」 竜華「こんな出会いやったけど、仲良うしようや」スッ 和「勿論です(須賀君のお嫁さんになったら、お世話になりますし)」フフフ 竜華「たーだーし、京太郎君はアイドルや。そこんとこよろしくな?」 和「……」 . . . . . /. . . / / ヽ 、 . . 寸三ニ7 /. . / / / ! .| ゙、 ! . . 寸三} /. . //! ! ,' . .| . | ! ヽ l | . . . ゙ニ7 / . . Ll-┼┼-l、 | .!|ヽ,r|''T ーt、 ├'ヾ、 ,'. .´!.! | ∧ | l.| ! ,'| .l || | ! || | .l ! ヽ、 l{ |!| i' ヾ |! |/,'/| /|! |/|' | ./!| .,イ .i! i! l|ヽ | ┳━┳━/' / /./'┳━┳' イ /,' ,'| ノ .i! lヽl ┃//┃ /'´ ┃//┃ イ'l/ ,イリ | ‘ ━ ’ ‘ ━ ’ ' // | | ,' ´ ! . .! ・・・・・・・・・ L """ ' """ | | . .l ト.ヽ イ l . ∧ |ヽ|ヽ ⊿ .ィ´ ! i . . .゙、 ト、l} ` _ _ .... チ .,' λ ! . . . ト、 ゙、/ 7"/' .,' ./ / | ! . .ト、゙、 . lヽ ,'-.、_ / ./!,' .! .| . . .l ヾ. . . ゙、 \ ∧ -. _//' ! .| . ! l lヽ . . . . ヽ、 `ヽ ヽヽ |!`! | ! . | リ 竜華「なんやその顔は?!」ガビーン 社長「ま、まぁいいじゃないか。これから一緒に仕事する仲間なんだから」 京太郎「え? 一緒に仕事?」 社長「うむ。実は彼女が前に話していた新しい所属者」 和「……」 社長「小清水君だ!」 和「ナージャです」 京太郎「和だろ?」 竜華「(なんやのこれ……)」アキレ 淡「うわー、このまんじゅうイケてんじゃん!」モキュモキュ 887 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 01 37 39.17 ID nMj5ecD1o [8/17] ~~社長説明中~~ 京太郎「なるほどな……まさか俺より先にスカウト受けてたなんて」オドロキ 和「ふふっ、驚いたのはこっちですよ」 京太郎「偶然ってあるんだなぁ」 和「そうですか? 私は必然だと思ってますよ」 京太郎「え?」 和「ふふっ、そう思いたいのは……私だけですか?」 京太郎「うっ!?」ドキッ 社長「あー、ごほん。イチャイチャするのもそこまでにしたまえ」 和「すいません。久しぶりの再会だったので」 京太郎「そうだな……本当に久しぶりだよな、こうやって話すのも」トオイメ 和「いいんですよ、これからゆっくり話せば。だって……」 和「これから一緒に住むんですから」フフフ 竜華「」ブーッ!! 淡「いやぁぁ!? なんかかかったぁ!?」ビショヌレ 京太郎「……へ?」 和「私、お料理とか掃除とか頑張りますね」ニコニコ 竜華「おじさん!! どういうことや!」ガシッ 社長「いやー、急に借りれる部屋が無くて……」テヘッ 竜華「」パクパク 淡「なんか面白いことになってキター!」 892 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 01 46 45.89 ID nMj5ecD1o [9/17] 京太郎「いやいや!? そもそもお前、東京に来る気なのか!?」 和「そのつもりですけど?」 京太郎「ばっ! お前! 清澄はどうするんだよ!?」 和「……確かに咲さん達と別れるのは辛いですが、あんな場所にもういたくないですから」 京太郎「え?」 和「私……知ってるんですよ? 須賀君が転校した理由」ウツムキ 京太郎「っ!!」 和「……だから、あんな高校にはもう」ギュッ 竜華「気持ちは分かる、せやけどそれは……」 淡「??」 _ __ ノ . ´ `>r< / ハ /. 〈 \ _ Y / 〈 お . ' . \ 人_ jく {. 願\ /. V / ∧\ _」. い. \ ′ ヽ _ ヽ〈 / !' ∧ \ で \ .'. i | Xハ V } | .んj~⌒ す. l. .l l l | { i 斗<ハ N | ∨`ヽ ! . | l l乂 从 .人 j 人芹.竿ル'1 .| ∨く 二ニ =─| i N!/_ \ \ 入r以ハ | |i ∨} r ' 从 { 化ハ `≠'' リ .从 ∨\r ┘ 人 ル八j匕j """ / / ノハ ∨ 、 ⌒⌒\ / \jル1ヘ""" . / / { i .∨\ \. / | | .∧ つ ./ / Ⅵ ∨ . \ \ / .レヘ| ' 〕ト . / / 八 ∨ / \ \ / | .i | }Ⅴて/ / / \ ∨. ヽ \. / | .l | ∨ / / / x≦三ミヘ .\ } ヽ 和「お願いです須賀君。私を……置いてください」 京太郎「……」 選択安価↓4 1 京太郎「……分かった」 2 京太郎「本当にいいのか……?」 3 京太郎「ダメだな。お前、嘘付いてるし」ペチッ 4【台詞自由安価】 例によって、ダメと判断した場合は安価↓ 903 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 02 05 36.35 ID nMj5ecD1o [10/17] 京太郎「ダメだな。お前、嘘付いてるし」ペチッ 和「ひゃうっ!」 竜華「京太郎君?」 京太郎「どーせ家出してきたんだろ? お前のお父さんがそう簡単に納得すると思えないし」 和「うっ!」 京太郎「だから、ちゃんと色々と決着をつけてから来い」 和「……」ウツムキ 京太郎「そしたらまぁ、同じ部屋に住むのは無理でも……一緒に頑張れるだろ?」 和「須賀君っ!」パァッ 京太郎「俺で力になれることがあれば、協力するからさ」 和「……はい」ムギュウウウ 京太郎「ほ、ほあぁっ!?」 須賀ホーン「」ビンビン 社長「え? 所属してくれないの?」ガビーン 竜華「もう少し待つんやな、おじさん」ポンッ 社長「」 淡「おかわりっ!」 和「だけど須賀君……ゆーき達はどうするんですか?」 京太郎「え? 優希がどうかしたのか?」 和「……私の口からはなにも。本人に直接会って確かめてください」 京太郎「優希……」 和「大丈夫。須賀君ならきっとゆーきを救えますよ」 京太郎「……」 【優希の部屋】 優希「京太郎!京太郎!京太郎!京太郎ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!京太郎京太郎京太郎ぅううぁわぁああああ!!! あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだじょ……くんくん んはぁっ!須賀京太郎たんのブロンドの髪をクンカクンカしたいじぇ!クンカクンカ!あぁあ!! 間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ……きゅんきゅんきゅい!! コミックス1巻の京太郎たんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!! アニメ2期放送決まって良かったね京太郎たん!あぁあああああ!かわいい!犬たん!かわいい!あっああぁああ! コミック11巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!! ぐあああああああああああ!!!京太郎の出番がない!!!!あ……コミックもアニメもよく考えたら… 京 太 郎 の 出 番 は な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!! そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!! 池田ぁああああ!! この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?雑誌特集の京太郎が私を見てるじぇ? 雑誌の京太郎が私を見てるじょ!駄犬が私を見てるじぇ!写真の京太郎が私を見てるじぇ!! アニメの京太郎が私に話しかけてるじょ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ! いやっほぉおおおおおおお!!!私には京太郎がいる!!やったよのどちゃん!!ひとりでできるもん!!! あ、コミックの京太郎ぅぅぁああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!! あっあんああっああんあ咲ちゃあぁあん!!ぶ、部長ー!!染谷せんぱぁああああああ!!!すばらァぁあああ!! ううっうぅうう!!私の想いよ京太郎へへ届け!!アクセル1の京太郎へ届け 923 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 02 22 14.04 ID nMj5ecD1o [11/17] 京太郎「そういや最近めっきりメールが来なくなったな」 和「(多分メルマガに返信してるんでしょうね)」ホラーデス 京太郎「とにかく、優希になんとか連絡取ってみる」 和「お願いします」 社長「小清水君、考え直してくれないか?」 和「……なんとか親を説得してみます。それまでは週末にレッスン通いをしようかと」 社長「おお! それはいい!」ヤッタゼ 和「なので須賀君、週末だけ泊めて頂けますか?」フフ 京太郎「ファッ!?」 竜華「いやいや、それなら適任がおるやろ」 京太郎「え?」 竜華「なんの為の隣人やねん」ペシッ 京太郎「あっ……!」 和「???」 ガチャッ! 煌「ただいま戻りましたよ! いやぁ、今日もいい物が買えて――」 和「あっ」 煌「あっ」 ? / ヽ __/ ∧ | l. / ′ l ⌒ / | |⌒ | rト / . /| .| ./ !八∧ .| 圦 \ ! V 从 Yんハ んハY ./ ハ . \ ∨弋 ソ 弋 ソノ/≦.ノ } \ >ハ ,,, ' ,,, < /  ̄ ト (ヽ イ > ./ r ≧ -<、  ̄ ̄ / ̄| \ ノ |\ メトメガアウー 和「ええええ!?」 煌「すばらっ!!」キラキラ 京太郎「この手があったか」フンフム ワイワイガヤガヤ 竜華「う……かな?」ボソッ 京太郎「はい?」 竜華「う、うちも週末泊まりに来て、ええかな?」ウワメヅカイ 京太郎「」キュンッ 935 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 02 39 45.39 ID nMj5ecD1o [12/17] 煌「今日は実にすばらな一日ですね!」キラキラ 和「本当にビックリしました……」 京太郎「りゅ、竜華さんの破壊力……」ドキドキ 竜華「??」 社長「いやー青春だねー」ハハハ 煌「では再会も祝して、今日は焼肉パーティでもやりましょう!」つホットプレート 京太郎「おお、いいですね!」 煌「これが1980円ですよ! すばらっ!」ピョインッ 竜華「やっす!? パチモンやないのそれ?」 煌「フフフフ、動作確認済みです」ニヤリ 淡「やったー! 焼肉だー!!」ピョンピョン 照「カルビはあるの?」ワクワク ひのちゃま「お、楽しそうだねー」ヒョコッ 声優陣「「「「本当だー」」」」ゾロゾロ 社長「みんな!? なぜここに!?」 のんたん「嫌だなぁ、須賀君のお祝い会ですよ」ニッ 京太郎「俺なんかの為に……?」オドロキ てらしー「おい、野菜はいれるなよ? 絶対だからなっ!」プイッ だいちゅう「ダメだよ野菜も食べなきゃ」メッ ゆうゆう「明日収録なのに……」ハァ おりかさん「それでも食べるんだ」アキレ くろださん「酒も用意しないとな」ニヤリ ワイワイ ガヤガヤ 和「……」ポカーン 社長「どうかしたのかい?」 和「いえ……少しおかしくて」クスクス 社長「え?」 和「須賀君がいなくなって一ヶ月。仲のよかった私達麻雀部はバラバラになりました」 社長「そうなのかい?」 和「ですけど……須賀君はもう、ここで新しい仲間を築いています」 それも――その中心にいるのは須賀君自身 和「憧れてしまうなって……」 社長「うん、そうだね。彼には……人を惹きつける才能があるのかもしれない」 和「まだまだライバル……増えそうです」 だけど、私負けません。 須賀君に振り向いて貰える日までずっと……! 和「これからも、追い続けますから!」ニコッ カンッ! 和と和解した! 937 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 02 42 18.59 ID nMj5ecD1o [13/17] 和と和解した(和だけに) 照「ぷぷぷ」ニマニマ 943 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 02 51 58.56 ID nMj5ecD1o [14/17] ~~~おまけ~~ 【アクセル1】 ギャーギャー!! ワイワイ! 京太郎「うぉぉぉ!」ゼンラ! ブラブラ 和「須賀くぅぅぅん!!」ガビーン 竜華「何やっとんねん!!」 淡「」ピクピク ←笑いすぎて痙攣 照「可愛い」ホッコリ 京太郎「ノってきましたよ!」 イイゾー! モッタヤレー! 京太郎「お任せあれ!!」ダダダッ!! 竜華「いい加減にせーや!!」バチコーン!! 京太郎「ぶべらっ!?」チーン 竜華「全く……」ハァ 社長「明日は学校休みだし、このままオールしちゃおうか?」 イェー! ヤッタロウゼー!! ウォォォオ! 【一方その頃 京太郎のアパート前】 菫「ここか、須賀君のアパートは」テクテク この間は、彼に迷惑をかけてしまった そのお詫びにと……お礼のケーキを作ってきたんだが ピンポーン 菫「……留守か。仕事が忙しいのかもしれない」ウーン しょうがない。 何時になるかわからないが……このまま待とう 菫「なーに、彼のファンとして。出待ちくらい当然のことだ」フフフフ ,r‐─===‐- _ / ´ `ヽ \ `ヽ . "/ . / / / .. / / / / |i | li } . //イ /⌒i | | |i l⌒|i } 早く帰って来ないかなぁ…… .'/ ∨ ,,__|i_| 」_八_/i リ } |. 〔// 〔 ̄` =ミ、/ } . //| | ′ "" / リ ′ /_ | 从 / / / / / 〔 |_ /ハ t ァ /___ / _/ ' / .*゚ / . ./ , |i ′ ゚+'.. / / ーr‐ ´/ ハ |i | '% / ' _.ノ〕 . //> | . 〔´ / ' / `ヽ ' 〃 / / ' \. / | ∧_/ / /⌒\/ | .′/ / / ヽ カンッ!! 950 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 02 59 41.89 ID nMj5ecD1o [15/17] ~~おまけのおまけ~~ AM9:20 . .  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ . . . ´ 斗──‐- -── ミ.、 / / x=‐- . .._ _. . -‐=x 丶 . / / ‘, . / / / ‘, ゚。 ./ ′ / / ', ‘, ゚。 ′‐- . / / ! '; ‘, _ ゚。 . !  ̄ |  ̄ ‘ ゚ |_ -‐ 「 /l |! ト、 ‐-. ⊥ _ | | | ′ |! l ! | | ! 結局徹夜してしまった…… | | | | | 、_ |i _レ! | | | もう朝だし、帰るか…… | | | | |  ̄ |i  ̄ / | | 」 ! | | |  ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄「 | | | | 三三三三三 三三三三 ! | | | |. .|.|.|. . . . . . . .{ トi | | | } ′ | ヽ、 | 丿 / |  ̄ ≧ .、 ∠ ヽ イ Τ´ | ≧=┐ r_. ‐≦ | | > ´ ,イ ヽ ` < | | f、 ‘,__ i ヽ | | / ヽ ‘, ¨! ∧ ! | ′ {`丶、 ‘, i /! ‘, | | i ゝ .._ 丶、 ‘, i / .ャ′ ! | / | ¨ ‐--=辷=-‐ ´ } Ⅵ | 〈 ! /Πヽ . 〉 | ヽ 丿 ,′/ 丶 ゚。 {. イ | | Ε三三.} .{ / ‘,i! Ε三三} .! _ , 、 /ィ--∨ .- 、 __/ , , } l \ ` ー-, | /{ { l | | . /_/ | / 从 ,-}/、 |l | / 从 -rォⅥ /rォ- }イ { _` ̄´ { {rI ゞ ,}' ゞ } }∧ Y {{ |Y } 从∧ _ 八{ あっ、弘世さんじゃないですか! 「l | || | | | Ⅵ 、 ` ー` イ / ' もしかして、待っててくれたんですか? { ー '' ' | /^〉 「//}` ー ´r'-、 | ' ノ_,」// | |/()| . /´ //////∧_ r '///>- 、 ∧ _人 イ///////∧-}//////////> 、 {//\___「///////// ∨////////////∧ |////()/}//////////{/////====/// //| ////// //////////(_)//////////|////| ,'//////イ/////////////////////l|////| ////////j//////////////////////|////| {////////{//////////////////////|////| ∨//////イ////////////////////// ///∧ マ//// |//////////(_)///////// {//////}  ̄ |/////////////////////,イ///// | |/////////////////////} 〉/////| |////////////////////{ {//////| rー――- r-イ ⌒\ ヽ \ / |` ヽ .. /| | /-∨ | . い、いや!! | |≧=- でッノ| |) . 今来たところだ!! | i{で; ! | . (ま、待った甲斐があった……) | ∧ ' _ | \ ∨ ハ.. ´ ノ Λ/ト-!`ー―rへ. ∨ Λ≧.......イ、 | /⌒\≧ Ⅵ ∨ /| /′ / \ Vイ f-< / /| |{ | / / ∧ } /⌒ ヽ { | \| / / / ∨ / /\〉 | | 人 Y´ / 八_/_/ |. l| i| |l | | 7 { } \´ | \ |i \ | l| | l l|| || | |./ /⌒} l { || } | l| | | 更にもいっこカンッ! 964 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/27(火) 03 39 15.76 ID nMj5ecD1o [17/17] ~~おまけのおまけのおまけ~~ 【M10:30 京太郎のアパート】 ガチャッ 煌「ただいま戻りましたよー」 照「ただいまー」 和「ここが須賀君のアパートですか」キョウミシンシン 淡「昨日は騒ぎすぎたー頭痛い」フラフラ シーン 煌「あれ? 鍵は開いていたのに?」 照「泥棒?」ギュルギュルギュル 和「いえ、須賀君の靴はありますね」 淡「あ、ケーキの箱がある!ずるい!」プンスカ 煌「京太郎君ー!」テクテク ガララッ 煌「どこで――あっ」ピタッ 照「? どうしたの?」 煌「……ちょっと用事を思い出したので、私の部屋の方に行きましょう」テクテク 一同「「「?」」」 煌「さぁさぁ、みんな出て!」 ゾロゾロ ガチャッ / . / ' ; -‐- i | ⌒マ'*; \ .' . -‐- i ' ! ト、 | | \ i} ヽ ,.i | | \|\ト;..ユ., \}\/ | }! }! /! '; ∧{ ,zf丐 芯㍉ ∨ | ,゙ / , /; V,ィ'丐心 r' } } ,リ }! j / . . /{ ;゙ \N W゙ r' } } 弋ーク _,.⊥ 仁..孑≦ . , { 弋, ,. 代゙弋ーク ー-==- ! `* ;_; >'´ 厶イ 丶 '""" \ / ‘; } '"" / r≧;ァ‐-‐ッ ; ≠´ \ ;ハ  ̄ / / ⌒¨¨´ \ </^Yゝ. イ / `¨¨¨⌒{ i `iト . イ Κ i i zf´ / \ ,,. -‐…‐-ミ. { | /ⅵ _/ マ^´ ,. | |-‐‐- -‐ァ゙ ∧_∧ } ′. /{ | / / } } / } 煌「ふふっ、これは貸しにしておくかな?」クスクス バタンッ 菫・京太郎「Zzzzzzzz」スピー ← ソファーの上で京太郎の肩にもたれかかるようにして眠る菫 四槓子!! 三槓子なんてダメだってじっちゃんが言うてたから最後に追加 反省はしていない
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3324.html
まこの雀荘 まこ「なぁ、京太郎。おぬし、おもち大好きよな?」トン 京太郎「えぇ、そりゃもう三度の飯より大好きですよ」トン 久「犯罪には走らないでよー」トン 藤田「若い男子高校生など、毎日おもちの事ばかり考えてるだろうな。まぁ、仕方ない事さ」トン、プカー まこ「実はな。摩訶不思議な能力を身につけたんじゃ」トン 京太郎「へぇー、もう並大抵のオカルトでは俺は驚きませんよ」トン 久「で、どんなオカルトよ?」トン まこ「なんと、女性のおもちサイズを点棒化して、奪う事が出来る能力じゃ」 藤田「ふーん、それはつまり点棒によって、おもちサイズが変動するって事か?」トン まこ「そうじゃ。今から説明するぞい。ワシのバストが80じゃ。これが80000点持ちになる。そして、リーチをかける」トン、リーチ 京太郎「うーん、わかんねー。適当に字牌っと」トン まこ「通らん、一発じゃ。12000点じゃな。んで、わしのおもち見てみい」 京太郎「おおっ、まこ先輩のメイド服がはちきれんばかりに!?Eはありますね!!」 まこ「うむ。12000点追加じゃから、バスト92って所じゃな」ポヨン 久「へぇー、すごいじゃない」 藤田「ふむ、確かに摩訶不思議なオカルトだ」プカー まこ「逆に…」 藤田「おっと、それは通さないよ」 久「あちゃー、振り込んじゃったー」 京太郎「むっ!?部長のおもちが小さくなった気がする!」 久「ふむふむ」ペタペタ 久「うわっ…、小さくなった!」 まこ「こうなる」 まこ「まぁ、簡単じゃな。点棒を奪えば、おもちが大きくなる」 京太郎「すごい能力ですね!!これは、第一次おもち大戦が起きますよ!!」 まこ「でな。ワシの雀荘、最近めっきりお客さんが減ってしまってな。ぜひ、テレビやネットで話題作りしたいわけじゃ」 久「ふむふむ、なるほどね。テレビ局なら靖子を通せば何とかなるかもね」 藤田「おいおい…、まぁ面白そうなら、ぜひ話を通してみよう」 まこ「ちなみにハコっても、胸は消滅せんぞ。まぁ、完全にまな板みたいにはなるが」 まこ「全国大会の美少女達集めて、おもち麻雀しようと思うんじゃ」 京太郎「はぁ、それはすばらな企画だと思いますけど、でも胸が大きい人にメリットないんじゃ…」 久「そうよねぇー。咲や優希なら、やる気出して参加してくれそうだけど、和とかはねぇ…」 まこ「うんうん、ワシもそう考えた。だが、京太郎、おぬし摩訶不思議なオカルト持ってるじゃろ?」 京太郎「ぎ、ギアスの事ですか!?いつバレたんだ…」 まこ「そうそう、全国おもち(強)以上を大会に出るようにギアスかけてくれ」 京太郎「いやー、流石にそれはちょっと…良心が…」 まこ「ふふふ、おぬし、おもちが大きな宮永照や宮永咲を見てみたくないか?逆に胸がない事を気にする石戸霞など、どうじゃ?」 京太郎「うーん…、それはそれでアリですが…、むむむ」 まこ「ほれほれ、男は己の欲望に素直になるんじゃ」 京太郎「うーん…、おもち…、おもち…、おもちがとっても大きい幼馴染。…ありですね!」 京太郎「わかりました、この漢、須賀京太郎、おもちに生きてそしておもちで死にます」ドン!! まこ「ほー、そうかそうか。ありがたい。では、頼んだ!」 京太郎「イエス・ユア・ハイネス」 まこ「さて、これで生贄となるチームは揃うかな」 久「まぁ、胸が大きい方が最初の持ち点棒も多いしね。逆に咲なんか、一撃でハコる可能性もあるし」 まこ「そうじゃ。ようは、負けんかったらいい。簡単な話じゃ」 久「チームは私が決めてもいい?」 まこ「ええぞい。久なら、きっと面白くしてくれるじゃろ」 藤田「…プロの参加も可能かな?私達も、プロである前に一人の女だからね」 まこ「もちろん。話題は大きい方がええからね」 そして、場面は九州に変わる 京太郎「キョウタロウ・スガが命じる!お前達、おもち麻雀で全力以上で当たれ!」キュイーン 小蒔・初美・霞「「「イエス・ユア・ハイネス」」」 こんな感じで、全国を飛び回ってた。 京太郎「全てはおもちに優しい世界のため。俺は…、俺は…、おもちレクイエムをやり遂げてみせる!!」 大会当日 恒子「はい、やって参りました!長野県は染谷雀荘!ここで摩訶不思議な麻雀が行われると聞いて飛んできましたー!!」 恒子「なんと!全国大会で熱戦を繰り広げた美少女雀士達が、また再び麻雀で死合おうと言うわけです!」 恒子「しかも賭けるのは自分のおもち!!栄光のバストアップか、苦渋のバストダウンか!!」 恒子「これは、女のプライドと意地をも賭けた麻雀です!!」 恒子「なお、すこやんは選手登録しちゃったため、解説は全国優勝の清澄高校から竹井久選手」 恒子「司会はおもちマイスター国際S級資格をお持ちの須賀京太郎君にお願いします」 京太郎「みんな、おもちは好きかーーーーー!!!!!!!!!」 観客「うおおおおおおおおおおおお!!」 京太郎「大きいおもちだけではなく、小さいおもちも愛してるかー!!!!!!!」 観客「当たり前だああああああああ!!」 京太郎「貧乳はステータス、爆乳は?」 観客「人間国宝だああああああああ!!」 京太郎「では、長らくお待たせしました。チームを紹介します。まずは…、おもちに憧れるそんなお年頃、チーム乙女な魔王」 京太郎「先鋒、片岡優希」 優希「おもちを手に入れて、完璧美少女になるじぇ」 京太郎「次鋒、薄墨初美」 初美「永水の無乳と覚えられて、はや三年。大学生活で、ステキな、おもちライフしたいです!」 京太郎「中堅、国広一」 一「お、おもちで谷間が出来たら、マジックで役に立つから!それだけ!ホントだよ!」プイ 京太郎「副将、宮永照」 照「…誰だろうと、全力で狩るのみ」 京太郎「大将はもちろん、この人!!宮永咲!!」 咲「…プロマイゼロも手加減もするつもりないから」ゴッ 京太郎「続きましてー、大人げないと言われようが、心はいつだっておもちに恋する少女。チームおもちに恋して」 京太郎「先鋒は日本が誇るエース、もちろんこの方、三尋木咏」 咏「先鋒で終わらせるよー。あっ、着物じゃ胸大きいとキツくね?知らんけど」 京太郎「続きまして、阿知賀大進撃の立役者、赤土晴絵」 晴絵「いやー、ははは。玄と宥見てたら、ちょっとうらやましくてねー」 京太郎「意外な出場者、だが麻雀の実力はかなりの物。中堅、熊倉トシ」 トシ「ふふふ、ジイさんが大きなおもちを昔から大好きでね。まぁ、死ぬ前に一度くらいはね」 京太郎「まくりの女王。副将、藤田靖子」 藤田「まぁ、10cmくらい欲しいだけなんだが。頑張ります」 京太郎「そして、麻雀界の生きる伝説来ちゃいました!大将は、もちろん…、元世界ランク2位、小鍛治健夜」 健夜「男の人は大きいおもちが大好き!雑誌に書いてたから!」 恒子「あー、すこやんがアンアン呼んでたなーそう言えば」 久「咲のチームが本命かと思いきや、大本命来ちゃったわね。もうこれ賭けにならないわー。大損だわー」 京太郎「さて、続きまして。関西が生んだ大きいおもち!チーム、阪神おもちタイガース」 京太郎「先鋒、松実玄」 玄「お、お姉ちゃーん」ウルウル 京太郎「次鋒、上重漫」 慢「…飛ばないように頑張ります」ドヨーン 京太郎「中堅、荒川憩」 憩「いやー、取られんよう頑張りますー」 京太郎「副将、愛宕絹恵」 絹「あ、悪夢や」カタカタ 京太郎「そして、大将はこの方!清水谷竜華」 竜華「ははは、よろしゅう…」ドヨーン 京太郎「そして続きましては!関東が生んだ、大きいおもち乙女!チーム、読売おもちジャイアンツ」 京太郎「先鋒、福路美穂子」 美穂子「上埜さんが出てなかったなんて…、頑張ります」 京太郎「次鋒、弘世菫」 菫「照と当たらなかったか…。助かった…。まぁ、適当に頑張ろうか」 京太郎「中堅、妹尾佳織」 佳織「えっと…、初心者ですが、どうぞお手柔らかにお願いします!」 京太郎「副将、東横桃子」 桃子「消えれるっすかねー。まぁ、何とか頑張るっす」 京太郎「大将、姉帯豊音」 豊音「身長ならいくらでもあげるんだけどなー。おもちはやだなー。頑張るぞー」 京太郎「そして最後のチームになりました!!おもち界のレジェンドだけを揃えた、おもち・オブ・レジェンド」 京太郎「チーム、おもち黄金郷」 京太郎「先鋒、眠れるおもち、神代小蒔」 小蒔「全力以上で頑張ります!」 京太郎「次鋒、暖かいおもちがいっぱいおっぱい、松実宥」 宥「おもち無くなると寒いよー、頑張るよー」ブルブル 京太郎「中堅、まだまだ進化し続けるおもち、原村和」 和「えーと、咲さんになら別にあげてもいいんですが…。まぁ、頑張ります」 京太郎「副将、とにかくデカいッッ!石戸霞」 霞「あらあら、20cmくらいなら持ってかれても全然平気なんだけどねぇ。得意分野行かせて貰おうかしら」 京太郎「そして、最後になりました!麻雀とおもちで一番有名なのは、この方。牌のお姉さんこと、瑞原はやり」 はやり「うーん、一番当たりたくない人達と当たっちゃった。まぁ、頑張ります☆」 京太郎「以上5チームで、死合開始となります!」 京太郎「なお、おもち黄金郷チームは平均が1m超えのスーパーおもち艦隊です」 京太郎「そのおもちに敬意を表し、シード扱いとさせて頂きますッッ!」 京太郎「そして、他の4チームで死合して頂き、最後の1チームとなったチームとおもち黄金郷チームで、闘ってもらいます!」 京太郎「それでは…、おもちファイト…、レディーーーーーゴーーーー!!」 観客「わぁあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」 結果 健夜「ロン、国士無双、トビだね」 はやり「13面待ち…」グニャア 京太郎「決まったーーーーーー!!優勝はやはりこのチーム!おもちに恋して!」 久「まぁ、ガチガチの本命レースね。オッズにしたら1.1倍くらいかしら」 恒子「それでは優勝者インタビューに移りたいと思います!」 恒子「はい、先鋒の三尋木プロ。着物から谷間がこぼれてますねー」 咏「あんま大きすぎても困るんじゃねーって思って、多少手加減したわけよー。まぁ、谷間ってなんか痒いよねー知らんけど」 +25cm 恒子「はい、次鋒の赤土晴絵さん」 晴絵「ブラがキツくなったくらいかなー」 +5cm 恒子「では、中堅の熊倉トシ元プロ」 トシ「ふふふ、私も年だから大きすぎると疲れるからね。ジイさんと1戦交えたらちゃーんと返しに来るよ」 恒子「流石、大人ですねー。いや、このチームみんな大人なんですけどね」 +20cm 恒子「では、藤田靖子プロ」 藤田「うーん、目標に届かなかった。今年の高校生は強いなー」 +5cm 恒子「では、最後を締めるのはすこやんでーす」 恒子「あれ?すこやん、どこ行った?」キョロキョロ 健夜「こ、こーこちゃん…、ここ…、ここに居るよーーーー!!!!!!」 恒子「どうやらおもちが大きすぎて、動けなかったみたいですね」 恒子「すこやん…、流石に欲張り過ぎだと思うよ」 健夜「わーん!ちょっと加減忘れちゃっただけだよー!」シクシク 恒子「ってか、これギネスに載せれるんじゃ。写メ写メ」パシャパシャ すこやん、+80cm 久「須賀君、あれはおもちとしてはどうなのよ?」 京太郎「申し訳ないが奇乳は、エロゲーか成年コミックだけで十分っす」 カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5655.html
タグ一覧 http //www34.atwiki.jp/kyotaross/tag/?sort=num 白糸台照 菫 淡 尭深 誠子 ハーレムスレ126(h126-100)まで反映 長そうなのを反映 咲はこちら 清澄はこちら 風越,鶴賀,龍門渕はこちら 永水,宮守,姫松,臨海,有珠山はこちら 阿知賀はこちら 千里山,新道寺はこちら 劔谷,越谷,その他はこちら 白糸台 36 白糸台 38 36の続き 48 38の続き h4-35 白糸台 h5-23 白糸台・咲 h12-37 白糸台(尭深メイン) h12-43 白糸台 h15-64 白糸台 h22-16 白糸台 h26-46 白糸台(淡メイン) h26-65 白糸台 h27-50 白糸台 h28-04 白糸台 h28-16 白糸台 h28-34 白糸台 h28-70 白糸台 h29-26 白糸台 h30-71 白糸台 h35-82 白糸台 h40-26 白糸台 h40-46 白糸台 h41-11 白糸台 h41-14 白糸台 h41-58 白糸台・照・えり h41-75 白糸台 h42-05 白糸台・咲 h42-14 白糸台 h42-18 白糸台 h42-50 白糸台 h42-54 白糸台 h42-66 白糸台 h42-70 白糸台 h43-09 白糸台 h43-49 白糸台・照・清澄 h44-01 白糸台 h44-02 白糸台 h44-03 白糸台 h45-21 白糸台 h48-03 白糸台 h48-38 白糸台 h49-25 白糸台 h50-12 白糸台 h50-50 白糸台 h53-07 白糸台 h53-33 白糸台 h56-26 白糸台 h57-05 白糸台 h57-08 白糸台 h57-10 白糸台 h58-12 白糸台 h58-43 淡・白糸台 h61-29 白糸台 h63-13 白糸台・淡 h64-15 白糸台 h65-27 白糸台 h66-25 白糸台 h67-22 白糸台・清澄 h68-21 白糸台 h68-23 白糸台・照 h71-01 白糸台 h74-15 白糸台 h76-06 白糸台 h77-37 白糸台 h77-38 白糸台 h77-39 白糸台 h77-55 白糸台 h78-21 白糸台 h78-37 白糸台 h80-36 白糸台 h80-45 白糸台 h80-57 白糸台 h80-74 白糸台 h82-36 白糸台 h82-43 白糸台 h85-12 白糸台 h86-66 白糸台 h86-91 白糸台 h87-13 白糸台 h87-62 白糸台 h88-43 白糸台 h90-07 白糸台 h93-36 白糸台 h94-34 白糸台 h96-12 白糸台 h97-22 白糸台 h103-27 白糸台 h104-72 白糸台 h107-25 白糸台 h107-39 清澄・白糸台 h108-19 白糸台 h109-05 白糸台 h113-24 白糸台 h115-33 白糸台 h116-13 白糸台 h116-14 白糸台 h116-25 白糸台 h118-09 白糸台 h118-31 白糸台 h119-23 白糸台 h119-28 白糸台 h121-80 白糸台 h121-82 白糸台 h121-83 白糸台 h122-38 白糸台 h123-22 白糸台 h125-02 白糸台 h125-82 白糸台 h126-43 白糸台 h126-94 白糸台 京太郎が黒髪にしてみたら・白糸台編 白糸台 京太郎、部室で熟睡 白糸台Ver 白糸台 京太郎、部室で熟睡2週目 白糸台編 白糸台 Kちゃんぬいぐるみ、東京にて 白糸台・臨海 てるてる会議 白糸台 寮長さんは金髪学生 白糸台編 白糸台 日本一ネタ 多数 照 02 照・菫 05 照・美穂子・清澄 06 05の続き 19 照・菫 40 照・咲 51 照・咲 57 照・咲 67 照・咲・優希・久 71 照・池田・清澄 h3-25 照・久・ゆみ h4-3 照 h4-5 照・咲・純 h4-7 照・玄 h4-9 照・淡・咲 h4-11 照・咲 h4-14 照 h4-26 照 h5-11 照・咲・久・小蒔・豊音 h7-3 照 h7-41 照・菫 h7-44 照・淡・和・桃子・憩・良子・永水 h8-1 照・咲・久 h8-2 照・咲 h8-64 照・淡・咲 h10-7 照・咲 h10-21 照・咲 h11-8 照・淡・咲・小蒔・部長勢 h11-9 照・咲・部長勢 h11-24 照・咲 h11-36 照・淡 h12-20 照 h13-19 照 h13-23 照 h15-1 照 h15-3 照 h16-20 照・菫・淡 h16-22 照・怜・煌 h16-24 照・咲・衣 h16-26 照・咲・玄・宥・智紀 h16-50 照・咲・衣 h17-43 照・咲 h17-44 照・咲 h17-47 照 h17-59 照・咲・玄・宥・愛宕一家 h18-26 照・淡・怜・竜華 h18-46 照・咲 h18-51 照 h19-19 照 h19-51 照 h20-70 照・良子 h21-26 照 h21-58 照 h22-53 照・咲 h23-51 照 h23-53 照 h23-54 照 h23-63 照 h23-90 照 h24-05 照・咲 h24-30 照 h24-48 照 h26-03 照 h26-08 照・尭深・誠子 h26-20 照・咲 h26-23 照・和・優希・ゆみ・煌・ハギヨシ h26-67 照・宥・洋榎 h26-68 照 h27-05 照 h27-10 照 h27-22 照 h27-39 照 h27-52 照 h27-54 照 h27-67 照・淡 h30-06 照 h30-10 照・咲 h30-13 照・淡・咲・穏乃 h30-34 照 h30-46 照・咲 h30-63 照・咲 h31-09 照 h31-23 照・菫 h31-48 照 h32-01 照 h32-02 照・菫・淡 h32-11 照・淡・咲 h32-12 照 h32-20 照・菫・淡 h32-27 照・淡 h32-39 照 h32-40 照 h32-42 照 h32-46 照 h33-12 照 h33-28 照 h33-48 照 h33-51 照 h34-01 照 h34-08 照・菫 h34-10 照・菫・淡 h34-12 照 h34-29 照・菫・咲・和 h34-46 照 h34-57 照 h34-58 照 h34-59 照 h34-61 照・咲 h34-62 照 h34-63 照 h34-64 照 h34-65 照 h34-66 照・菫 h34-67 照・怜 h34-68 照 h34-85 照 h34-86 照 h34-88 照 h35-09 照 h35-19 照 h35-27 照 h35-33 照 h35-45 照 h36-07 照・菫 h36-42 照 h36-55 照 h36-68 照 h36-78 照 h37-11 照・菫・佳織 h37-22 照 h37-24 照・煌・清澄 h37-53 照 h37-58 照 h38-19 照・咲 h38-52 照・智葉・憩 h38-57 照 h39-06 照・咲・玄 h39-08 照・淡・衣・小蒔 h39-31 照 h39-33 照・菫 h39-36 照・菫 h39-58 照・菫 h39-76 照 h39-77 照 h39-80 照・玄 h40-32 照 h40-67 照・咲 h40-72 照 h40-74 照・菫 h40-82 照 h40-94 照 h40-96 照 h41-17 照・淡・菫 h41-32 照 h41-58 照・えり・白糸台 h41-70 照・咲・清澄 h42-06 照・菫 h43-26 照・菫・淡 h43-49 照・咲・白糸台・清澄 h44-03 照・菫・淡 h44-06 照・淡・清澄 h44-35 照・咲 h44-38 照 h44-48 照・菫 h44-53 照 h45-01 照・淡・咲 h45-23 照 h45-53 照 h46-04 照・咲 h46-08 照・咲 h46-12 照・咲・怜・宥・理沙 h46-23 照・菫・淡・清澄 h47-03 照 h47-18 照 h48-10 照 h49-22 照 h49-49 照・咲 h50-04 照 h50-24 照 h50-37 照・咲 h50-39 照 h50-49 照 h50-55 照・咲 h51-04 照 h51-36 照・咲 h51-42 照・咲 h52-12 照・咲 h53-04 照 h53-17 照・咲 h53-61 照 h54-16 照 h54-19 照 h54-42 照・咲 h55-09 照 h55-54 照 h56-01 照 h56-04 照 h56-07 照・淡 h56-10 照・淡 h56-42 照 h58-03 照 h58-18 照 h58-22 咲・照 h58-26 照 h59-01 照・憩 h59-02 照 h59-11 照 h60-16 照・咲 h60-17 照 h60-20 照 h60-25 照 h61-08 照・淡・咲 h61-49 照・菫 h62-28 照 h63-19 照・咲 h64-04 照 h64-05 照・咲 h64-06 照 h64-10 照・咲 h66-52 咲・照・淡 h67-08 照・咲 h67-26 咲・照・淡 h67-46 照・菫・淡 h67-53 照 h68-01 照・菫・淡 h68-08 照 h68-09 照 h68-12 照・咲 h68-23 照・白糸台 h68-25 照・菫・淡 h68-26 照・咲 h69-01 照・咲 h69-25 照 h69-36 照・憩・智葉 h69-42 照・菫・淡 h69-50 咲・照・淡・成香 h70-02 照・淡 h70-06 咲・照 h70-11 照・菫・淡 h70-45 咲・照 h71-06 照 h71-12 照 h71-15 照 h71-24 咲・照 h72-22 咲・和・照 h73-27 咲・照 h73-30 咲・照 h74-14 照 h74-35 咲・照・淡 h74-58 照 h75-09 照 h75-12 咲・照 h75-15 咲・照 h75-26 照 h75-28 照・菫・淡 h76-21 咲・照 h77-14 淡・照 h77-56 照 h78-16 咲・照 h78-23 照・小蒔 h78-24 照・清澄 h78-30 照 h78-51 咲・照 h80-26 咲・照 h80-32 照 h80-48 照 h80-51 照・菫 h80-73 照 h80-75 照 h80-76 照 h80-77 照 h81-63 照・淡 h82-02 照 h82-23 照 h82-39 照 h82-46 淡・照 h82-55 咲・照 h82-64 咲・照 h83-08 照・咲 h83-14 照 h83-30 智葉・照 h85-03 咲・照・菫 h85-04 照 h85-10 咲・照 h85-41 照・清澄 h86-24 咲・照 h86-35 照 h86-57 照・淡 h86-65 照 h86-84 咲・和・照 h87-29 照・淡 h87-37 咲・照・淡 h87-60 照・憩・いちご・やえ h87-84 照 h87-85 照 h87-105 照 h88-22 咲・照 h88-27 咲・照 h88-38 淡・照 h89-17 咲・照 h90-36 照 h90-45 照 h91-01 照・淡 h91-08 健夜・照・咲 h91-10 照 h91-24 咲・照 h91-30 咲・照 h92-09 照 h92-38 照 h93-04 照・淡 h93-07 照 h93-10 照 h93-33 照・菫・淡 h93-35 照・淡 h93-52 照 h94-03 咲・照 h94-21 照 h95-06 照 h95-31 照 h95-34 咲・照 h95-52 照 h96-09 照 h96-19 咲・照 h96-20 咲・照・みなも h96-21 咲・照 h96-38 咲・照 h96-55 白望・春・照 h97-04 咲・照 h97-07 照・菫 h97-08 照 h97-10 照 h97-17 咲・照 h97-18 照 h97-50 照 h98-10 咲・照 h98-14 照・菫 h98-21 照 h98-24 照 h98-25 咲・和・久・照 h98-26 照 h98-31 照 h99-06 咲・照 h99-07 咲・照 h99-08 照 h100-06 咲・照 h100-15 照 h100-16 咲・照 h100-21 咲・照 h101-06 咲・照 h101-07 照 h101-14 咲・照・淡 h102-04 照 h102-07 咲・照・阿知賀 h103-05 咲・照 h103-25 咲・照 h103-28 咲・照 h104-43 照 h104-45 照 h104-77 咲・照・和・優 h105-02 照・菫 h105-03 照・菫 h105-05 照 h105-06 咲・照 h105-25 照 h105-48 照 h106-03 咲・照・淡・久・まこ h106-18 咲・淡・照 h106-37 照・咲 h106-39 照・淡・菫 h107-49 咲・照・淡・憧・和 h107-54 照・菫 h107-70 照・菫 h108-18 照 h108-27 照 h108-45 照・菫 h108-58 照 h108-61 咲・照 h108-63 照 h110-01 照・菫 h110-33 咲・照 h111-07 照 h111-29 咲・照 h111-46 咲・照 h111-47 咲・照 h111-49 咲・照 h111-50 照 h112-01 照 h112-31 咲・照 h112-39 照 h114-08 照 h114-13 咲・照 h114-19 照・淡・菫 h114-28 照・淡・菫 h115-03 照 h115-10 照・淡・菫 h115-38 照 h115-54 咲・照 h116-05 咲・照・久 h116-23 咲・照 h117-01 照・清澄 h117-13 照 h117-60 照 h118-04 照・咲 h118-17 照・久 h118-30 照・優 h118-41 照 h119-02 照・咲 h119-03 照・はやり h119-42 照・咲 h120-32 照・菫 h121-21 照 h121-54 照・咲 h121-59 照・淡 h121-110 照 h121-119 照 h122-13 照・菫・淡 h122-36 照・菫 h122-37 照・淡 h122-41 照・咲・健夜 h123-16 照 h123-41 照・清澄 h125-04 照・淡 h125-30 照 h125-37 照 h126-15 照 h126-19 照・誠子・穏乃 照→京←咲 咲・照 すこやん 咲・照・健夜 桃姉帯照と出会う話 咲・桃子・照・豊音 ぽんこつドーナツ 照 幼馴染 照 須賀一家 咲・和・照・淡 須賀一家 2 ↑の続き 学年別選抜チーム 多数 中和剤 咲・照 2年生集合させてみた@ -衣side- 衣・照・菫・豊音 3年生集合させてみた その1 3年生 3年生集合させてみた その3 3年生 3年生集合させてみた その4 3年生 照→京←淡 その1 照 照→京←淡 その2 照・淡 照→京←淡 その3 照・怜 照→京←淡 その4 照・淡 照→京←淡 その5 照・淡 照→京←淡 その6 照・淡 照→京←淡 その7 照・淡 チャット・3年生 3年生 ポッキーゲーム 照・春 ポッキーゲーム? 照 菫 02 菫・照 19 菫・照 103 菫 h4-36 菫 h6-22 菫 h7-39 菫 h7-41 菫・照 h8-33 菫 h8-53 菫 h11-8 菫・照・淡・咲・小蒔・部長勢 h11-23 菫 h11-27 菫 h12-42 菫 h13-16 菫 h15-44 菫・優希・豊音・穏乃・衣・桃子・洋榎・セーラ・胡桃 h16-20 菫・照・淡 h16-28 多数 h17-81 菫 h17-82 菫 h18-4 菫 h19-15 菫・智葉 h19-22 菫 h20-13 菫 h21-60 菫 h22-26 菫・久・憧 h26-07 菫・淡 h26-22 菫・淡 h26-36 菫・尭深・誠子 h27-26 菫 h27-47 菫 h27-66 菫・淡 h29-11 菫・咲・塞 h31-23 菫・照 h32-02 菫・照・淡 h32-20 菫・照・淡 h34-06 菫 h34-08 菫・照 h34-10 菫・照・淡 h34-29 菫・照・咲・和 h34-66 菫・照 h35-24 菫 h35-37 菫 h36-07 菫・照 h37-11 菫・照・佳織 h37-69 菫 h38-45 菫 h38-46 菫 h38-49 菫・智葉・ゆみ h39-33 菫・照 h39-36 菫・照 h39-58 菫・照 h40-35 菫・智葉・ゆみ h40-53 菫・淡 h40-74 菫・照 h41-17 菫・照・淡 h42-06 菫・照 h42-31 菫・淡 h43-26 菫・照・淡 h44-01 菫 h44-02 菫 h44-03 菫・照・淡 h44-48 菫・照 h45-41 菫 h46-23 菫・照・淡・清澄 h49-13 菫 h49-23 菫 h49-54 菫・淡 h50-52 菫 h51-24 菫 h54-14 菫 h54-25 菫 h57-31 菫 h60-26 菫 h60-38 菫 h61-23 菫・淡 h61-49 菫・照 h67-17 菫 h67-46 照・菫・淡 h68-01 照・菫・淡 h68-10 菫 h68-25 照・菫・淡 h69-42 照・菫・淡 h70-11 照・菫・淡 h75-28 照・菫・淡 h76-30 菫 h80-49 菫 h80-51 照・菫 h80-87 菫 h83-03 菫 h85-03 咲・照・菫 h87-86 菫 h87-87 菫 h88-73 淡・菫 h92-48 菫・淡 h93-33 照・菫・淡 h97-07 照・菫 h98-14 照・菫 h105-02 照・菫 h105-03 照・菫 h106-39 照・淡・菫 h107-04 淡・菫 h107-43 菫 h107-54 照・菫 h107-70 照・菫 h108-45 照・菫 h109-28 菫 h110-01 照・菫 h114-19 照・淡・菫 h114-28 照・淡・菫 h114-34 淡・菫 h115-07 淡・菫 h115-10 照・淡・菫 h117-46 菫 h118-28 菫 h120-32 菫・照 h122-13 菫・照・淡 h122-36 菫・照 h122-39 菫・淡 h123-58 菫 2年生集合させてみた@ -衣side- 衣・照・菫・豊音 3年生集合させてみた その1 3年生 3年生集合させてみた その2 3年生 3年生集合させてみた その4 3年生 チャット・3年生 3年生 ポッキーゲーム 菫 名探偵シリーズ その1 清澄メンバー・菫 淡 115 淡 h4-9 淡・照・咲 h6-21 淡(下衆京注意) h7-44 淡・照・和・桃子・憩・良子・永水 h7-45 淡 h7-52 淡・咏・はやり・良子 h7-76 淡 h8-5 淡・尭深 h8-49 淡 h8-64 淡・照・咲 h9-23 淡 h10-4 淡 h10-16 淡・咲・和・憧・桃子 h11-36 淡・照 h11-8 淡・照・咲・小蒔・部長勢 h12-19 淡 h12-38 淡・衣・白望 h12-44 淡 h13-4 淡 h14-1 淡 h15-2 淡・咲・玄・白望・小蒔 h15-5 淡 h16-20 淡・照・菫 h16-60 淡 h17-6 淡・照・菫 h17-45 淡・白望 h17-51 淡・尭深 h17-56 淡・咲 h18-3 淡・照・菫・尭深・誠子 h18-8 淡 h18-26 淡・照・怜・竜華 h19-21 淡 h19-60 淡 h20-19 淡 h20-27 淡 h20-35 淡 h20-36 淡・白望 h21-20 淡・穏乃・小蒔・いちご・はやり h21-56 淡 h21-75 淡 h22-17 淡・優希・穏乃 h22-48 淡 h22-51 淡 h22-62 淡・和・憧・穏乃・透華 h23-02 淡 h23-03 淡・咲 h23-04 h23-03の続き h23-05 淡 h23-12 淡 h23-15 淡 h23-19 淡 h23-20 淡 h23-21 淡 h23-22 淡 h23-25 淡・菫・誠子 h23-30 淡 h23-34 淡・竜華・健夜 h23-55 淡・咲・穏乃・憧・桃子・和・優希 h23-64 淡・菫 h23-69 淡・照・菫・尭深・誠子 h23-85 淡 h24-02 淡・照 h24-45 淡 h24-46 淡 h25-01 淡 h25-06 淡・菫 h25-10 淡 h25-12 淡 h25-22 淡・菫・誠子 h25-52 淡 h26-07 淡・菫 h26-21 淡 h26-22 淡・菫 h26-24 淡・咲・池田・憧・小蒔・絹恵 h26-30 淡 h26-33 淡 h26-46 淡・白糸台 h26-54 淡 h26-55 淡 h26-61 淡 h26-75 淡 h26-76 淡 h26-78 淡・尭深・誠子 h26-89 淡・照・菫・尭深 h27-28 淡 h27-43 淡 h27-45 淡・菫・誠子 h27-48 淡・菫 h27-49 淡 h27-56 淡・照・菫・尭深・誠子 h27-66 淡・菫 h27-67 淡・照 h27-69 淡・尭深 h27-72 淡・誠子 h27-74 淡・照・菫・尭深・誠子 h27-77 淡 h28-01 淡・照・菫・尭深・誠子 h28-05 淡・透華・佳織 h28-09 淡 h28-11 淡・菫・誠子 h28-19 淡 h28-30 淡・清澄 h28-35 淡・菫・誠子 h28-56 淡・美穂子・佳織・貴子 h29-13 淡 h29-21 淡・美穂子・憧・白望・清澄 h29-28 淡 h29-34 淡 h29-35 淡・真佑子 h29-36 淡・真佑子 h29-61 淡・菫 h30-07 淡 h30-13 淡・照・咲・穏乃 h30-34 淡・衣・照・小蒔・咲・穏乃・マホ・ネリー・明華・憩 h30-41 淡・尭深 h31-02 淡・咲・良子・優希・穏乃・桃子・数絵 h31-15 淡・透華 h31-25 淡・照・菫・尭深・誠子 h32-02 淡・照・菫 h32-11 淡・照・咲 h32-20 淡・照・菫 h32-27 淡・照 h34-10 淡・照・菫 h34-84 淡 h35-14 淡 h35-27 淡・照・小蒔・霞・春・宮守 h35-63 淡・照・菫・尭深・誠子 h37-19 淡・小蒔・竜華・姫子 h37-66 淡・衣 h37-70 淡・菫 h38-66 淡・久 h39-08 淡・照・衣・小蒔・菫 h39-35 淡・咲・優希・泉・憧・穏乃・和・春 h39-57 淡・佳織・春・白望・玄・美穂子・清澄・鶴賀 h39-83 淡・照・菫 h40-15 淡 h40-36 淡 h40-45 淡 h40-48 淡 h40-49 淡 h40-53 淡・菫 h40-84 淡・尭深・誠子 h41-17 淡・照・菫 h41-75 淡・照・菫・尭深・誠子 h42-13 淡 h42-31 淡・菫 h43-01 淡 h43-07 淡 h43-09 淡・照・菫・尭深・誠子 h43-10 淡・菫 h43-11 淡 h43-12 淡・明華 h43-26 淡・照・菫 h43-54 淡 h43-56 淡 h44-03 淡・照・菫 h44-06 淡・照・清澄 h44-07 淡・泉・和・桃子 h44-22 淡 h44-31 淡・咲 h44-61 淡 h45-01 淡・照・咲 h45-10 淡 h45-32 淡 h45-43 淡・哩 h46-03 淡 h46-23 淡・照・菫・清澄 h48-01 淡・咲 h48-02 淡・咲・穏乃・和 h48-21 淡・咲・優希 h48-29 淡・照・菫・尭深・誠子 h49-07 淡 h49-08 淡 h49-32 淡 h49-50 淡・咲 h49-54 淡・菫 h50-32 淡 h50-48 淡・照・菫・尭深・誠子・咲・優希・和 h51-01 淡・菫 h52-14 淡・照・咲・菫 h52-24 淡 h52-49 淡・菫 h52-62 淡・咲 h53-13 淡 h53-34 淡 h53-50 淡・照・菫・尭深・誠子 h54-01 淡 h54-23 淡 h54-45 淡 h54-49 淡・照・菫・尭深・誠子 h55-69 淡 h56-07 淡・照 h56-10 淡・照 h57-04 淡 h57-06 淡・照・菫 h57-07 淡・尭深・誠子 h57-24 淡 h57-27 淡 h57-28 淡・尭深・誠子 h57-60 淡・咲・優希 h58-17 淡 h58-43 淡・白糸台 h59-24 淡 h60-02 淡・憧 h60-14 淡 h60-51 淡 h61-08 照・淡・咲 h61-20 淡 h61-21 淡 h61-23 淡・菫・誠子 h62-03 淡 h63-13 淡・白糸台 h63-14 淡 h64-13 淡・小蒔・憧 h66-12 憧・淡 h66-26 玄・淡・憧 h66-29 憧・淡・ネリー h66-52 咲・照・淡 h67-18 淡 h67-26 咲・照・淡 h67-34 咲・淡 h67-46 照・菫・淡 h68-01 照・菫・淡 h68-03 咲・淡・久 h68-16 淡 h68-25 照・菫・淡 h69-13 淡・憧 h69-28 淡 h69-31 淡 h69-42 照・菫・淡 h69-48 淡 h69-50 咲・照・淡・成香 h69-57 淡・姫子 h69-58 淡 h70-02 照・淡 h70-11 照・菫・淡 h71-50 淡 h73-03 淡・憧・咲 h74-05 咲・淡・莉子 h74-21 淡 h74-25 淡 h74-35 咲・照・淡 h74-36 淡 h75-22 淡 h75-28 照・菫・淡 h75-29 淡 h75-34 マホ・塞・淡・もこ・咲 h76-33 淡 h76-38 淡 h77-14 淡・照 h77-29 淡・小蒔・白望・美穂子 h77-40 淡 h77-41 淡 h77-47 咲・淡・穏乃・ネリー h77-54 淡 h78-22 衣・淡 h78-43 淡 h79-09 淡 h80-02 淡 h80-27 淡 h80-47 淡 h80-67 淡 h81-01 憧・淡 h81-28 咲・淡・穏乃・ネリー h81-60 咲・淡 h81-63 照・淡 h82-03 淡・憧 h82-06 淡・ネリー h82-20 淡 h82-27 淡 h82-46 淡・照 h83-07 淡 h83-25 咲・和・憧・淡 h84-16 淡 h86-05 淡 h86-57 照・淡 h86-86 咲・ネリー・淡・穏乃 h86-90 淡 h87-15 淡 h87-16 和・淡・穏乃 h87-29 照・淡 h87-31 淡 h87-37 咲・照・淡 h87-80 淡 h87-81 淡 h87-109 淡 h88-38 淡・照 h88-59 淡 h88-73 淡・菫 h89-06 淡 h90-12 淡 h90-35 淡 h90-46 淡・智葉 h90-47 淡・竜華・怜 h90-49 智葉・淡 h91-01 照・淡 h91-41 淡 h92-20 淡 h92-48 菫・淡 h93-04 照・淡 h93-33 照・菫・淡 h93-35 照・淡 h93-40 淡 h95-02 淡 h95-16 淡 h95-32 淡 h95-43 淡 h95-45 淡 h95-47 淡 h96-25 淡 h97-02 咲・和・淡 h97-14 咲・淡 h97-29 淡 h97-33 淡 h98-16 淡・桃子 h98-43 咲・淡 h98-44 淡 h99-01 淡 h99-05 淡 h99-33 淡 h100-14 淡 h100-24 淡 h101-09 淡・清澄 h101-10 咲・淡 h101-14 咲・照・淡 h102-35 淡 h103-19 淡 h103-33 淡・清澄 h104-38 淡 h105-49 淡 h105-52 淡 h106-03 咲・照・淡・久・まこ h106-11 淡・憧 h106-18 咲・淡・照 h106-39 照・淡・菫 h106-40 淡 h107-01 淡 h107-02 淡 h107-04 淡・菫 h107-40 淡 h107-49 咲・照・淡・憧・和 h108-13 淡 h109-48 淡 h110-03 淡 h110-04 淡 h110-32 淡 h111-17 淡 h111-38 淡 h112-09 淡 h112-12 淡 h113-29 淡 h113-30 淡・憧 h114-19 照・淡・菫 h114-28 照・淡・菫 h114-34 淡・菫 h115-07 淡・菫 h115-09 淡 h115-10 照・淡・菫 h115-11 淡 h116-01 淡 h116-63 淡 h117-30 淡 h117-40 淡 h118-49 淡 h119-11 淡 h120-22 淡 h121-22 淡 h121-58 淡 h121-59 淡・照 h121-79 淡 h121-81 淡 h121-132 淡 h121-144 淡・咲・優希 h122-13 淡・照・菫 h122-37 淡・照 h122-39 淡・菫 h122-40 淡 h123-19 淡 h123-21 淡 h123-23 淡 h123-24 淡 h123-26 淡 h123-33 淡 h123-36 淡 h123-48 淡 h123-55 淡 h123-57 淡 h124-38 淡 h124-78 淡 h125-04 淡 h126-75 淡 須賀家の日常 淡・佳織・透華・衣 須賀一家 咲・和・照・淡 須賀一家 2 ↑の続き 学年別選抜チーム 多数 1年生集合させてみた その1 1年生 1年生集合させてみた その2 1年生 1年生集合させてみた その3 1年生 1年生集合させてみた その4 1年生 1年生集合させてみた その5 1年生 1年生集合させてみた その6 1年生 1年生集合させてみた その7 1年生 1年生集合させてみた その8 1年生 1年生集合させてみた その9 1年生 三年生「京太郎」のこぼれ話 淡 照→京←淡 その2 照・淡 照→京←淡 その4 照・淡 照→京←淡 その5 照・淡 照→京←淡 その6 照・淡 照→京←淡 その7 照・淡 チャット・1年生 1年生 ポッキーゲーム 淡 ポッキーゲーム2 淡 尭深 h7-46 尭深 h8-5 尭深・淡 h8-40 尭深 h11-15 尭深 h11-35 尭深 h12-27 尭深 h12-36 尭深 h12-37 尭深・白糸台 h12-41 尭深 h16-21 尭深 h17-51 尭深・淡 h19-42 尭深 h20-18 尭深 h21-74 尭深・絹恵・智紀 h22-50 尭深 h23-73 尭深 h24-51 尭深 h24-55 尭深 h25-28 尭深 h25-29 尭深 h26-08 尭深・照・誠子 h26-26 尭深 h26-36 尭深・菫・誠子 h26-78 尭深・淡・誠子 h26-87 尭深 h27-69 尭深 h30-15 尭深・白望・春・美幸 h30-27 尭深 h31-16 尭深 h31-22 尭深 h31-28 尭深 h32-38 尭深・絹恵・智紀・佳織 h33-38 尭深 h34-49 尭深 h35-68 尭深 h50-08 尭深・久・白望・絹恵・怜・竜華 h52-25 尭深 h54-15 尭深 h54-46 尭深 h117-77 尭深 2年生集合させてみた その1 2年生 2年生集合させてみた その2 2年生 2年生集合させてみた その3 2年生 チャット・2年生 2年生 こたつIN・2年生 2年生 誠子 h11-30 誠子 h14-9 誠子 h15-50 誠子・穏乃 h23-73 誠子・尭深 h26-08 誠子・照・尭深 h26-36 誠子・菫・尭深 h26-60 誠子・純 h26-78 誠子・淡・尭深 h26-86 誠子・まこ・いちご h27-72 誠子・淡 h52-27 誠子 h126-19 誠子・照・穏乃 2年生集合させてみた その1 2年生 2年生集合させてみた その2 2年生 2年生集合させてみた その3 2年生 チャット・2年生 2年生 こたつIN・2年生 2年生
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6068.html
まとめ 設定 本編 第一章【小悪魔テク! 文学少女の逆襲】 アフター 第二章【モテル反撃!犯される女子力!】 アフター 第三章【密着!そしてS(シャープ)S(シューター)恋愛へ】 アフター 第四章【厨二病タコス! 聖雀士と化した少女】 アフター 第五章【厨二病ギアス! 紅騎士と化した天使】 アフター 第六章【ストーカー部長 変態ラブレター!】 アフター 第七章【初デート! キャップの恐るべき女子力】 アフター 第八章【ラブイズマネー! 恋するお嬢様】 アフター 第九章【思い込みメール 彼女気取りのネキ】 アフター アフターのアフター 第十章【いつだって最後尾 不思議なディスタンス! アフター 第十一章【大二病アタック! 大人の女性かじゅ!】 没アフター アフター 第十二章【新ジャンル!? メンヘラロリの名はマホっち】 アフター アフターのアフター 第十三章【守りたい! デカァァァァイッ! 気弱女子!】 アフター 第十四章【小悪魔テク! 女子力粉砕スーパーノヴァ!】 アフター 第十五章【古典的!? あったか~い最強ボディタッチン】 アフター 第十六章【ステルスは捨てるっす!! お願い私を見て!】 アフター 第十七章【略奪愛! 何を諦める必要があるんや!?】1 第十七章【略奪愛! 何を諦める必要があるんや!?】2 アフター 第十八章【大天使エイスリン! 日本の文化はエロばかり!?】 アフター アフターのアフター アフターのアフターのアフター パラレル? 第十九章【すばらっ! 大好きなお姉ちゃん!】 アフター 第二十章【巫女サーの姫! 女子力憑依の裏技!】 第二十一章【何これチン百景! 阿チン賀のドラゴンロード!】 第二十二章【やったぜ。怜はミチミチと満ちたんや!】 第二十三章【和っ姦ねー! 迫り来る合法ロリの影!】 小ネタ・おまけ 小ネタ1 小ネタ2 小ネタ3 小ネタ4 小ネタ5 小ネタ6 小ネタ7 小ネタ8 小ネタ9 小ネタ10 小ネタ11 小ネタ12 小ネタ13 小ネタ14 小ネタ15 本スレ -【SS】咲「やっぱり京咲がナンバーワン!」京太郎「?」 【SS】咲「やっぱり京咲がナンバーワン!」京太郎「?」 【SS】照「やっぱり京咲はナンバーツー!」京太郎「?」 【SS】菫「やはり京咲はナンバースリーか」京太郎「?」 優希「やっぱり京咲はナンバーフォーだじょ!」京太郎「?」 和「やっぱり京咲はナンバーファイブですね」京太郎「?」 久「やっぱり京咲はナンバーシックスだわ」京太郎「?」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6192.html
特別編 side鶴賀 ※日記発見から中身拝見までの流れは省略します □月▼日 今日は休みだったが、部の買い出しで蒲原先輩の車に乗って出かけた 助手席でしっかりシートベルト締めて覚悟を決めて気合いを入れればなんとか耐えられる。ジェットコースターとか平気な方だし 買い出しついでに普段通らないような道をドライブ感覚で通ってみたり、ふと見つけた喫茶店で昼飯にしたりと結構楽しかった 先輩もいつものようにワハハって笑いながら運転してたし、楽しんでいたと思う 帰り道、ふと今日デートみたいでしたね、って言うと、いきなりブレーキ踏まれてちょっと顔ぶつけた 「わ、ワハハ。変なこと言ってからかうんじゃないぞー」そう言いながらさらに荒くなった運転で送ってくれた もうちょっと運転練習してくれないかな……いきなりブレーキは勘弁してほしい ゆみ「……ほう、楽しそうだったんだな」 智美「わ、ワハハ。そうだぞー、楽しかったぞー」 佳織「でも、顔打った京太郎くん大丈夫かな」 睦月「うむ。変なところを打ってなければいいんだがな」 桃子「まぁ、京太郎も悪いっすよね。いきなりデートとか言うから」 智美「そ、そそそそうだよな!もう、からかうんだからなぁ」 ゆみ「……蒲原、そこにモモはいないぞ?」 智美「わ、ワハハ……え?」 桃子「……動揺してるっすねー」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3461.html
http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1379321075/ 7・ 空。 それは無限に広がる自由のキャンパス。 この空間を支配することは人類の夢。 また、ポエムってしまった。 ……とにかく、上空1000メートル。 京太郎と和は空中散歩を楽しんでいた。 和「自家用ヘリって……須賀君、どれだけお金持ちなんですか……」 京太郎「金持ってるのも稼いだのも親だって。俺はすねをかじってるだけー」 褒められたことじゃないのかもしれないが、「親のお金には頼らない!」と言ったことがない。 親の支援なしに生きていくことなんてまだ出来ないし。誰だって親に守られて生きていくんだし。 精神だけ独立しても、それはただの反抗期だ。 本当に親に反抗したいなら経済的にも自立しなければだめだ。 反抗したいと思ったことはないけど。 将来、どうやって生きていくかも決めていないのに。 京太郎(そういえば染谷先輩は、もう将来のことを考えてるんだっけ) 京太郎(すごいよな……染谷先輩) 京太郎(俺も、考えてかなきゃ……ならないよな) 父親の神社を継ぐにしても。祖母の会社を継ぐにしても。 百合愛を活かせる仕事ができればいいのかもしれないけど、お金が得られるようになった趣味は楽しくないとも言うし。 麻雀のプロは……一度潰えた夢だし。 飛行機にはもう何度も乗ったことがあるが、ヘリコプターに乗ったのは初めてだ。 しかもそのヘリコプターは部活の友人のもの。 そしてその友人、須賀君は遠くを見る目で、考え事をしているようだった。 和「あの、大丈夫ですか?」 京太郎「………………」 呼びかけても返事がない。私の声が耳に届いていないようだった。 和「須賀君!」 京太郎「ぅおっと、すまん、考えごとしてた」 和「穏乃のことですか」 京太郎「いや、将来のこと」 和「唐突ですね」 京太郎「そうか? 俺の頭の中じゃ、論理的なプロセスがあったんだけどな……なぁ、和」 和「何ですか?」 京太郎「和は、将来の夢、あるか」 真剣な顔だった。 彼は、ときどきこういう顔をする。 出会ってからまだ少ししか経っていないけれど、もう数回ほどこんな顔を見た。 その真剣な顔を見ると、わたしはギクリとする。 怖いのだ。 何かを抱えてそうな瞳。モヤモヤとしたものがお腹の底で渦巻いているような嫌悪感。 和「……小学校の先生とか、お嫁さんとか、色々なってはみたいものはあります」 京太郎「いいな、それ」 和「だけど、だからといって、なれるわけじゃないですけどね」 京太郎「と、いうと?」 和「いえ、別に……そう思っただけです」 京太郎「親、か?」 和「……その何でも見透かしてるような態度、好きじゃないです」 京太郎「堪えるなぁ。いろんな人にときどき同じこと言われるけど」 和「……すみません」 京太郎「俺は親からの支配とか、そういうの感じたことないから、和の気持ち……わからないよ」 京太郎「だから俺がいくら良いことを言ったところで、それは上辺だけの台詞だ。誰かの借り物の台詞だ」 京太郎「何か悩みがあったとしても、それを解決できるのは俺じゃない。……きっとそのうち、それを解決してくれる誰かに出会えるよ」 和「……はい」 京太郎「でもさ、話したら少し楽になることもあるし、聞かせてくれないか。解決はできないだろうけど、聞くことは出来る」 和「そういう須賀君にもあるんじゃないですか?」 京太郎「なにが」 和「悩み事、です」 京太郎「……う~ん、特に……思い当たることはないな。いくつか疑問とかはあるけど、悩み事ってほどのものじゃないし」 京太郎「基本俺、お気楽に生きてるからなー」 和「本当に、そうですか?」 須賀君の目を見ていると湧いてくるこの感情。 須賀君の過去に、何かあったのではないかという疑惑。 それはまだ消えていない。 和の目は真剣だった。 言い逃れできなさそうな空気。 しかし、京太郎にとっての悩み事は、他人に話せることではない。 京太郎(『どうして百合アンソロジー「つぼみ」が休刊になったのか悩んでる』なんて、とてもじゃないけど言えねえ……) この真実を知ったときは悲しくて悲しくて、どうしてこの世界はこんなにも残酷なんだろうと嘆いたものだ。 京太郎「……やっぱり、悩んでることなんて、思いつかないな」 和「そうですか……そうなんですね」 納得いかないようではあったものの、それ以上の追求はなかった。 和「私も将来のことをいろいろ考えたりしますけど」 京太郎「おう」 和「でも今は目の前に大きな課題があるんです。まずはそれをどうにかしないといけないと思ってます」 京太郎「課題? それって……」 和は言うべきか言わざるべきか少し悩んでいるようだったけど、観念したかのように息をついた。 和「今年のインハイ、優勝できなかったら麻雀をやめさせられるんです」 京太郎「……そっか」 和「………………」 京太郎「残りの部員、見つけなきゃな」 和「……見つかるんでしょうか」 京太郎「そりゃ、きっとどこかに」 和「でも、三年生も二年生も一人ずつしかいなかったんですよ? もう私たちの学年は二人いるのに、あと一人見つけるなんて……」 京太郎「大丈夫だって、必ず見つかる」 そのとき京太郎の脳裏に横切ったのは咲の姿だった。 あいつなら、麻雀をやってくれるかもしれない。 誘ってみよう、そしたらきっと何かが起こるはずだから。 時山「あと五分で到着です」 京太郎「ありがとう、時山さん。例のもの、用意は出来てますか?」 時山「こちらです」 和「須賀君、そのかばん、なんですか?」 京太郎「見たいか? ほら」 カバンの中に入っていたのは、女性用の服、一式。 和「わぁ、かわいい……ブランドは……D.A.SUTUARTですか。私、ここの服、好きなんです」 和「NAGANO STYLEとコラボしたシリーズは大流行でしたよね」 京太郎「NAGANO STYLEの服もあるぜ」 和「これ、今春の新商品ですね! NAGANO STYLE、好きなんですか?」 京太郎「おう、メンズ商品も充実してるからな。少ない布面積に盛り込むふんだんな装飾は海外でも高評価されてるらしいぜ」 京太郎「デザイナーの長野雫さんが、海外の賞を取りまくってたみたいだし」 和「でも、どうしてこんな服を?」 京太郎「和、言ってただろ? 穏乃は今、阿知賀女子に進学してるかもしれないって」 和「実際のところはわからないですけど……」 京太郎「穏乃の家に電話して確かめたんだ。どうやら本当に阿知女みたいだぜ」 時山「そのようにお聞きしました」 和「そうなんですか」 京太郎「で、穏乃は今どこにいるか聞いたんだ。どうやら穏乃は、麻雀部の活動で学校にいるそうだ」 和「麻雀、ですか!?」 京太郎「驚くようなことなのか?」 和「いえ……。穏乃、小学校卒業と同時に麻雀をやめていたので……」 京太郎「……そうだったのか」 和「そうですか……よかった」 京太郎「また穏乃と打ちたかったのか」 和「え……いや…ふふ、そうですね。打ちたかったんだと思います」 京太郎「……よかったな、和」 和「……はい」 きっと和にとって、奈良で過ごした数年は大切なモノだったのだろう。 彼女はそういうことをはっきりというタイプではないのでわかりにくいけれど。 和「で、結局その洋服はなんのために……?」 京太郎「と、言い忘れてた。女装のためだよ」 和「えっと……よくわかりません」 京太郎「阿知賀女子学院は女子校だぜ? 女子校は百合の聖地!」 京太郎「男っぽいものは取り除かねばならない!男の俺も本来なら立ち入るべきではないが……今回は事情が事情だ」 京太郎「極力百合の園を汚さないように女の子になる配慮ぐらいはするべきかと思ってな!」 和「何を言ってるのやらさっぱり……」 京太郎「阿知賀は共学化しやすい学校だが……この世界線は共学化しなかったんだ」 京太郎「いや、共学化なんてしたら百合の花が枯れるから勘弁願いたいんだが……」 和「えっと……結論は」 京太郎「女装したいから、女装する」 和「なるほど、須賀君の声って、女装しそうなタイプの声ですもんね」 ……そこまで思い切ったことは言ってない。 京太郎「和は少しぶっちゃけすぎるところがあるよなー」 和「そんなつもりはないんですけど……せっかくだし、もう少しぶっちゃけてみましょうか」 京太郎「和に『ぶっちゃけ』という言葉は似合わないというぶっちゃけをしたいところだけど、どうぞ」 和「どうして須賀君、急に奈良に来ようと思ったんですか?」 京太郎「えっと……それは」 優希への思いが何なのか確かめるため。 ……そんなこと言えない。 京太郎「穏乃に久々に会いたかったから」 和「それ、本当ですか」 京太郎「和……お前まさか本当の理由を知って……!」 和「本当は最近の阿知賀スレブームに便乗しようとしてるんじゃないですか」 京太郎「ぶっちゃけた!」 ちげーよ! 和「もしくはシリアス展開ばかりが続くのが辛くてギャグ展開で済みそうな場所に緊急避難してるという可能性も」 京太郎「到着だぜ……! 阿知賀……!」 素早く服を着替え、京太郎はヘリから飛び出した。 新子憧は、刺激的なことが好きだった。 しずは、刺激的な少女だ。 私がしずのそばにいたいと思ったのは、そんな刺激的なところに惹かれているのだろう。 しずのそばにいたら、刺激的で、楽しい日々が続くのだ。 部活の休憩時間、憧は屋上へ風に当たりに来ていた。 屋上は四方が高いフェンスに囲まれていて多少開放感は損なわれているものの、校舎の周りの森林を一望できて気持ちがいい。 頭をつかう麻雀を得意とする憧にとって、頭の休憩のために屋上は最高の休憩場所だった。 ……ところで。 刺激的なことが好きとは言ったが。 ヘリコプターが私をめがけて飛んでくる。 エンジンの音なのかプロペラの音なのかはわからないが爆音が耳をつんざく。 そのヘリから一人の少女が飛び出してくる。 息を呑むほど美しい少女だった。 パラシュートが開く。 美しい少女は優雅に体を動かし、巧みに軌道を修正しながら。 ゆったりと、憧のいる屋上へ着地した。 空から降ってきた美しい少女。 屋上を吹き抜ける風で長い髪がうねる。 その少女は輝いているかのようだった。 少女は空を見上げ、自慢気な声で言った。 京子「なるほどSUNDAYじゃねーの」 SATURDAYだ。 ほどなく、ヘリも着陸し、中から出てきたのは、憧もよく知る少女だった。 和「須賀君なんでわざわざパラシュートなんて使ったんですか」 京子「特に意味は無いよ。そして今は京子と呼んで!」 和「跡部人気に便乗するためですか」 京子「和、ぶっちゃけキャラになる気か」 憧「の…………」 和・京太郎「ん?」 憧「和ぁ!?」 和「お久しぶりです、憧」 ……ここまで刺激的なことは求めていない。 京太郎が初めて女装をしたのは中学1年生。 百合を汚さないために始めた女装。 でも今は百合とは別の独立した趣味になっている。 どうしてこの趣味は理解者が少ないのだろうか? こんなに可愛い服を着られるのに。 そもそも男の服にはキュートさが足りない。もっと男の服にもフリフリなやつがほしいです。 最近スカートがメンズファッションとして取り入れられたときは「俺の生まれる時代は間違ってなんかいなかった!」 と思ったものだが、実際のところ、まだ一般化してないし、そもそもスカートと言ったってミニは許されていない。 丈が長くてゆるふわ系フリフリスカートも大好きではあるのだが、短いやつも履きたいのだ。てなわけで今、俺はミニスカート姿だ。 いや、「俺」という無粋な一人称はやめよう。 私、須賀京子は阿知賀女子学院に降り立っていた。 女子校である。 女子校である! 百合の聖地である! 少子化の影響で共学化なんてしてないのである! 阿知賀に来た途端、そこらかしこから百合の香りが漂ってきた! 憧「………………」 阿知賀に来て一番最初に目についた少女もまた、ほのかな百合の香りに包まれていた。 京子「はじめまして!」 憧「あ……はい、はじめまして」 握手をする。 憧「えっと、和、この子は……?」 和「須賀京太郎、男です」 憧「え」 京子「はい?」 憧「え」 和「須賀君、こちらが先ほど写真でお見せした新子憧さんです」 京子「へえ……『女の子は一年もあれば見違えるぐらい変わるものだ』と本藤先輩が言ってたけど、本当なんだね! 私、感心!」 和「案外あっさりなリアクションですね」 京子「女の子はいつでもかわいくなれるんだよ? 私、知ってる」 和「カプ総合スレや阿知賀スレで『憧の急成長に驚く』シチュエーションの話がたくさんあるから」 和「競合を避けるためにあっさりなリアクションしたのかと。ぶっちゃけそう思いました」 京子「ぶっちゃけキャラはやめよう、和」 しかしこんなに姿が変わってしまうと、本来の目的である「優希への思いが何であるか確かめる」が達成できなくなる。 わざわざ奈良まで来て得られるものがなにもないのでは、悲しくなってしまう。 そこで、新たな目的を思いついた。 百合の種探しである。 百合の種探しとは。 もうすぐ百合ップルになりそうな女の子を探して事前に仲良くなり、女の子たちがゆりゆりしているさまを観察させてもらうことだ。 憧「えっと、あの」 京子「あなた、恋、してる?」 憧「はい?」 京子「好きな女の子、いる?」 憧「え、ちょっ、まっ」 京子「いるんだね! 私、応援してるから!」 憧「え? う、うん」 京子「LINEのID交換しよう! それで逐一、好きな女の子とやったイベントを報告してね!」 憧(え? あれ? どうなってんのこれ!?) 京子「ID!」 憧「あ、はい……」 百合の可能性をひとつゲット。幸先のいいスタートだ。 京子「じゃ、他の百合の香りを追ってくるから、このへんで……」 憧「ちょっと待って!」 京子「どうしたの?」 憧「和。この人とどんな関係!?」 いきなり旧友が謎の女装男とともにヘリで現れたら、そりゃ二人がどんな関係なのか気になるだろう。 和「須賀さんとの関係ですか」 京子「和ちゃんとの関係、かぁ……」 部活仲間? 友だち? 何だろう……、私と和の関係って。 ……そういえば。 ヘリの中で話し合った。 将来のこと。将来、なにになりたいか。 私たちは、将来のことを話しあった関係なのだ。 和・京子「将来のことを話しあった関係」 京子「だよ」 和「です」 憧「え」 憧「えええええええええええええええええ!?」 阿知賀麻雀部室にて。 京子は京太郎に戻っていた。 京太郎「ひどい……ひどい……この世界は俺の敵だ……」 玄「ど、どうしたの京太郎くん」 京太郎「玄さん……ここって女子校ですよね」 玄「うん」 京太郎「百合の園ですよね」 宥「ユリの花が咲くのは5月からだけど……」 京太郎「なのに男性教師がいるんですよ!?」 玄「え!? 普通だと思うけど」 京太郎「俺の知ってる女子校は男なんて一人もいないんです!」 玄「どういうこと!?」 京太郎「くそっ……これだから現実は……! もっと百合漫画を見習えよ……!」 京太郎「こんな思いをするぐらいだったらカプ総合スレでいろんな女の子とインスタントにイチャイチャしてるほうがマシだ!」 穏乃「ねーねーきょーたろー。さっきの女の子の姿、もう一回見せてよー」 京太郎「よし、じゃ、着替えてくるぜ!」 灼「ハルちゃんはもうすぐ来るとおも……」 和「そうですか……それじゃ赤土さんが来るまでここで待っていていいですか?」 穏乃「赤土先生は今、職員会議中だから、30分もしないうちに来ると思うよ」 京子「手うがは大切だよ 手うがしようね!」 和「としのーきょーこー?」 京子「 !? 」 和「なんでもありません」 穏乃「わーすっごい! かわいい!」 憧「なじみすぎ!!」 なじんでいた。 憧「っていうかしず! こいつと知り合いなの!?」 穏乃「きょーたろはうちのお得意さんだったんだよ」 憧「玄と宥姉は!?」 玄・宥「初対面」 憧「なじみすぎ!」 京子「すみません……憧さん……。私、邪魔でしたよね……」 京子「みんなと話すのが楽しくて、つい騒いじゃいました……。本当にごめんなさい……」 憧「え……いや……別に怒ってるわけじゃ」 京子「心配して損した!」 憧「譲歩して損したんだけど!?」 元の姿に着替える。 あまりに長い時間京子でいると、自らのパーソナリティを喪失しかねないからだ。 玄「和ちゃんと京太郎くんは将来のことを話しあった関係なんだよね?」 和「はい、そうですね」 玄「いいなあ~……憧れるなあ……」 京太郎「そんなに憧れることですか?」 玄「そりゃ当然! 女の子なら当然なのです!」 京太郎「じゃあ玄さんも俺達と将来のことを考えませんか?」 玄「えぇっ!? だ、だめだよ、そんな! 和ちゃんが怒るよ」 和「構いませんよ」 玄「寛容!? 長野ってそんなに爛れた場所なの!?」 京太郎「何故長野の悪口を……。温泉とかいっぱいあっていいところですよ?」 玄「うちにもいい温泉があるのです」 京太郎「へえ、いいですね! 温泉旅館か何かですか?」 玄「うん。あ、良かったら温泉、どうですか?」 京太郎「あ、それじゃあ、入ります。和も入るよな?」 和「いいですね、温泉。お願いします」 玄「ま、まさか一緒に?」 京太郎「なんでそうなるんですか」 玄「あはは、さすがにまだ早いよね! よかった!」 和「早い遅いの問題なのでしょうか……」 玄「とすると、お二人はどこまで……?」 京太郎「どこまで、とは?」 玄「二人で今までにやったことは?」 二人でやったこと? う~ん、特に思いつかない。 和「そうですね……さっき須賀君の部屋でベッドに押し倒されました」 玄「すごく進んでる!?」 京太郎「あーあれかー。そういえばそんなこともあったな」 玄「そんなどうでもよさそうに……」 京太郎「まあ(バランスを崩して押し倒すなんて)よくあることですし」 玄「長野怖いのです」 京太郎「なぜさっきから長野へバッシングが……? いいところなんですよ長野。交通マナーが少しばかり悪いですけど」 玄「それって良い所だと言えるの……?」 京太郎「奈良も鹿さんの交通マナー悪いんですよね? それと一緒です」 玄「結構違う気が」 玄「でも羨ましいな……。和ちゃんのおもちを自由に扱えるなんて」 京太郎「え、扱えませんよ?」 玄「そこはまだ許してないんだ」 和「『まだ』ってなんですか『まだ』って。一生許しませんよ」 玄「そこはプラトニックなんだ……長野って訳がわからないのです。おもちを触れないとか……長野には行きたくないのです」 京太郎「長野に何か恨みでも……?」 玄「おもち帝国岐阜の隣に位置しながら、長野のおもちは平均以下の大きさしかないんだよ!?」 京太郎「ならば恨むのも致し方無いですね」 玄「そうなのです……ってあれ? 京太郎くん、おもちという言葉をなぜ……?」 京太郎「そういえば玄さん、なぜ俺が作った隠語を……?」 玄「…………」 京太郎「…………」 この世に、奇跡は存在した。 300km以上離れた奈良と長野で、同じ言語文化がまったく別の人間によって誕生していたのだ。 京太郎「奇跡ってあるもんですね……」 玄「うん……私、感動しちゃったよ」 そこで京太郎はあることを思い出した。 京太郎「おもちスレって知ってますか」 玄「うん。私、あのスレの住人だもん」 京太郎「こんな形でオフ会をすることになるとは思ってませんでした」 玄「うん、仲間に会えて、私……嬉しい」 京太郎「俺もです。でもせっかくだったら他の住人さん……」 京太郎「もち吉さんとか、†妖魔†さんとか、黒の騎士さんとか、チャチャさんにも会いたかったですね」 玄「京太郎くん……。ここで重大発表があるんだ」 京太郎「……なんですか?」 玄「その人達、全部、私の自演なんだ……」 京太郎「…………え」 玄「そう、それはあの日のこと――」 おもちのことを語りたかった。 おもちのことで夜を明かしたかった。 でもそんな話を出来る人はいなかった。 日に日に募るおもちへの思い。 それは発散されることはなく。 ――私は、私と語ることにしたのだ。 掲示板を作り。 自分のパソコンと、おねーちゃんのパソコンと、自分のケータイと、おねーちゃんのケータイと 旅館のパソコンを使い分け5つの人格を作り出し。 たった一人でおもち談義をしていた。 楽しい時間だったけれど、虚しさは募り続けた。 だからその日現れたその人は、私にとってかけがえのない人だ。 あなたが初めておもちスレを見たとき、私は人生であれほど嬉しかったことはなかった。 時には心苦しいながらもあなたのおもち観を叩いたりもした。 それでも私は、あなたに感謝している。 玄「ごめんね……自演なんかして……」 京太郎「玄さん……」 痛いほど、彼女の気持ちが理解できた。 京太郎にも似たような経験があったのだ。 百合が好きになって。 誰かと語り合いたいほど好きになって。 でもそれを語れる人はいなかった。 今でもあの頃のことを思い出すと心が寒くなる。 大切な何かが欠けていたあの日々。 それはちょうど紅生姜のない牛丼のようで。 決して戻りたくない過去だ。 京太郎「いいんですよ玄さん……! いいんです……! そんなことはもう……!」 玄「でも、ずっと騙してたんだよ? 大切な京太郎くんを……ずっとずっと騙してたんだよ?」 京太郎「気にしてないです……! 玄さんの気持ち、とても良くわかりますから……!」 玄「京太郎くん……!」 和「そうですよ、玄さん。須賀君は玄さんの気持ちを良く理解してますよ」 玄「和ちゃん……!」 和「須賀君もよくSSスレで自演しまくって自分のスレを人気があるように見せかけてますし」 京太郎「これでぶっちゃけるのは最後にしよう、なっ?」 しばらくすると、阿知賀麻雀部の顧問であるという赤土さんがやってきて、和と話していた。 赤土さんが来た瞬間、灼さんの百合指数が十倍に底上げされ、歓喜したのは言うまでもない。 京太郎はそっと部室を出ると、廊下にある自動販売機でビックルを買い、ベンチに座って瞑想した。 阿知賀女子麻雀部は百合の土壌であるとともに、片思いしかない、悲恋の世界だ。 灼さんの思いは一方通行だし、憧の思いも一方通行だ。 百合の物語は悲しい最後を迎えることも多い。 だからこそ現実ではハッピーエンドを迎えてもいいと思うのだ。 憧と灼さんに、何とかしてハッピーエンドを与えられないだろうか。そう思った。 京太郎「……ん?」 憧「あ……」 そこに、憧がやって来た。 京太郎「何か飲みに?」 憧「……やっぱ戻る」 京太郎「俺のことなんか気にすんなよ」 憧「……別に」 京太郎は立ち上がり、自動販売機の目で財布を出した。 京太郎「何飲む?」 憧「ちょっ……自分で払うから」 京太郎「そうか、つぶつぶドリアンジュースか」 憧「カルピスソーダ!」 京太郎「はい、購入っと」 憧「あ……しま……」 京太郎「隙を見せたな」 憧「くっ……。それ、いらないから」 京太郎「俺、炭酸苦手なんだけど」 憧「……子どもみたい」 京太郎「よく言われる」 憧「……あーもう、貰うわよ! ありがとねっ!」 京太郎「助かるよ」 近づこうと一歩踏み出した瞬間、憧は一歩、後ずさった。 京太郎「…………」スタ 憧「…………」スタ 京太郎一歩前進。 憧一歩後退。 京太郎「…………」スタスタ 憧「…………」スタスタ 京太郎ニ歩前進。 憧ニ歩後退。 これはもしかして、俺、避けられてね? 何故だろう。 嫌われるようなことをしたか? したけども。 京太郎「俺のことは嫌いでも、LINEで百合話をする約束はやめないでください!」 憧「……別にあんたのことが嫌いなわけじゃないわよ」 京太郎「好きというわけでもないのか」 憧「好きになる要素ないでしょ」 京太郎「たしかにな」 否定はできない。 京太郎「じゃあなんで近づこうとすると離れるんだ」 憧「あ……えと……それは」 京太郎「それは?」 憧「……苦手だから」 京太郎「なにが」 憧「お、男の子が……」 京太郎「はは、なるほどな」 憧「……ダメだよね、やっぱり、異性が怖いなんて」 京太郎「……そんなことねーよ」 憧「そんなわけない! 治すべきなんでしょ!?」 京太郎「いいじゃねーか、異性が苦手なくらい。無理して慣れようとする必要はないよ」 憧「でも……」 京太郎「治したいならゆっくり治していけばいい。慌てなくたっていいだろ」 というか。 治してほしくない! 男嫌いとか最高じゃんか! それってもう百合に生きろっていう神様からのメッセージだぜ、きっと。 憧がここまで育てた百合の芽を枯れないように守るのは、「男が苦手」というステータスなのだ。 変な男に捕まったらせっかくの百合の芽が花を咲かせる前に枯れてしまう。 そんなのは許せない。 京太郎「憧、俺は気にしないから」 憧「そっか……ゆっくりでいいんだ」 京太郎「ああ」 憧「……ありがとね、京太郎」 京太郎「?」 憧「うらやましいな……和」 京太郎「へ……? 憧、お前、なに言って……」 穏乃「大変だよ、きょーたろー!!」 そんな憧との会話中、穏乃が慌てた様子で駆け込んできた。 京太郎「どうした!?」 穏乃「和が、和が、熱を出して倒れて……!」 京太郎「え……あっ!」 そうだ。確かに今日の和の様子は変だった。 普段はあんなにぶっちゃける性格じゃないのに、今日はやたらとぶっちゃけていた。 あれは体調が悪くて調子がおかしかったんだ! 松美館。 看病しやすいよう、板場に一番近い部屋を貸してもらった。 板場に氷があるからだ。 晴絵「疲れが溜まってたみたいね。この時期は生活の変化も多いし、体調を崩しやすいからね」 和「……そうですね」 穏乃「おかゆ持ってきたよ! 食べられる?」 和「ありがとう穏乃。いただきます」 京太郎「ごめんな、和……。俺が無理に連れ回したせいで」 和「いえ……私も気づかなかったですから……」 ……そうじゃないんだよ、和。 奈良に来たのは俺の勝手な用事で。 それに巻き込んだのがいけなかったんだ。 京太郎は立ち上がり和のそばを離れ、部屋の入口にいる時山さんのそばへゆっくりと後ずさった。 時山「原村様のご両親への連絡、完了しました」 京太郎「ありがとう、時山さん」 場所が奈良だったのは不幸中の幸いか。 もともと和が住んでいた場所なので、親同士の繋がりもあったため、奈良にいることで大きなトラブルにはならなかった。 時山「この部屋と隣の部屋を使わせていただくよう、手続きも致しました」 京太郎「……いつもすみません」 時山「いえ、お役に立てるのならば」 京太郎「……天江家でのことを思い出してるんですか」 時山「…………違いますよ。それに今の衣様は龍門渕家にいらっしゃるのでしょう?」 時山「龍門渕家にはあの荻原さんがついています。何の心配もいりません」 京太郎「……わかりました」 夜。 京太郎「それじゃ和、何かあったら遠慮なく呼んでくれ。おやすみ」 和「はい、おやすみなさい」 和のいる部屋を出た京太郎は自分の部屋に戻ろうとしたが、思い直してロビーに行った。 ロビーの端にある自動販売機の前に立つ。 京太郎「……昼に一本ジュース飲んじゃったからな。一日二本は飲み過ぎ……」 水を買う。 出てきたペットボトルを目に近づけて、水の向こう側を見通す。 水を通すとゆらゆらと世界が揺れる。 それは牌の世界に似ていた。 京太郎「今日は牌に会えなかったな……」 なぜだろうか。最近、牌のことを考える時間が増えた。 今ごろ牌は何をしてるだろうとか、どんなことを考えてるのだろうとか、過去にどんなことがあったのだろうとか。 考えるだけ無駄なのに、気づけばそんなことばかり考えていた。 ゆらゆら揺れる空間に、揺れる人影が映った。 京太郎「……こんな時間に外出して親に怒られないのか」 穏乃「……和のことが心配で」 憧「ちゃんと許可は取ったわよ」 灼「部長としての責任もある……」 京太郎「大丈夫だ、今は安定してる。ゆっくり休めば元気になるはずだ」 穏乃「そっか……よかった」 安堵したように三人はソファーに腰を下ろした。 京太郎「早く戻ったほうがいいぜ。許可を取ったとはいえ親も心配だろ」 穏乃「許可っていうのは松美館にお泊りする許可だよ」 京太郎「あ、そういうこと……よく親の許可取れたな」 憧「あんたの親はどうなのよ。いきなり外泊なんてして」 京太郎「ふ……俺の親か……?」 視線をそらし、天井を見上げる。電灯が眩しかった。 穏乃「まさか……親」 京太郎「ああ……」 視線を戻す。 京太郎「超怒ると思うぜ!」 穏乃「予想と違った!」 京太郎「はぁ……明日がこえーよ……。何時間説教されるのやら……下手したら説教だけで2ページは消費する可能性も……」 穏乃「のび太のパパか」 憧「和のこと……心配?」 京太郎「そりゃそうだろ」 憧「そうよね、将来のことを話しあった関係だもんね」 京太郎「? 確かに、そうだけど」 穏乃「どうやって二人は知り合ったの?」 京太郎「部活が一緒だった」 穏乃「ほほー……定番だね。で、告白はどっちから」 憧「ちょっと、しず!」 穏乃「ヘヘ……いいじゃんか」 京太郎「告白って何のことだ?」 憧「してないの!?」 京太郎「ただの友だちに告白なんてするわけないだろ」 穏乃「え? ……将来のことを話しあった関係なんじゃ」 京太郎「おう。将来、何になりたいかについて語り合った関係だぜ」 憧・穏乃「………………」 灼「知ってた」 京太郎「え? え? なにこの空気」 灼「アラタ」 その後、旅館の雀卓で三人にボロボロにされた京太郎だった。 麻雀終了後。 京太郎は穏乃を外へ呼び出した。 明かりの近くには虫が沢山いたため、少し暗がりになっていた池のそばへ。 松美館の池は宴会所の窓から一望できる場所にあった。 月明かりが池の表面で反射してきれいだ。 穏乃「どうしたの、きょーたろー」 京太郎「なんだかんだでゆっくり話せなかったからさ。思い出でも語ろうかと」 穏乃「思い出かー。実はそんなにないよね」 京太郎「まーな。期間的には短かったし」 小学校が同じだったわけでも、一緒の麻雀教室に通っていたわけでもない。そんな都合の良い過去はないのだ。 京太郎「あのさ、穏乃は覚えてるか」 穏乃「なにを」 京太郎「俺がここに引っ越してきたときのこと」 穏乃「うーん……半分くらい」 京太郎「俺、何か言ってなかったか」 穏乃「……………………………………」 穏乃は目を閉じて、顔を傾けた。 忘れかけたことを思い出そうとしているのだろう。 穏乃「そういえば、ときどき言ってた気がする」 京太郎「なんて?」 穏乃「『あのとき、俺は足が動かなかった』って」 穏乃「『そんな情けない俺の隣を、あいつは駆け出した』」 穏乃「『あのとき俺がその役目を負っていたら、サキも、テル姉も、あいつも――あんなことには』」 京太郎「……その先は!? まだ他に何か言ってなかったか!?」 穏乃「ん……えっと……何か言ってたっけ」 穏乃の肩を掴む。 京太郎「何でもいいんだ! どんな些細な事でもいいから、頼む!」 穏乃「い……痛いよ、きょーたろー」 京太郎「あ……わるい」 肩から手を離す。 手が痺れていた。どうやら知らないうちに強く握っていたようだ。 穏乃「なにか、あったの」 京太郎「…………」 穏乃「すごく、必死だった」 見抜かれている。 和は俺のことを「何でも見透かしてるよう」と表現したが、穏乃ほどではないと思う。 京太郎「今日、和とアルバムを見たんだ。俺が奈良にいたときの――つまり穏乃との写真。そのアルバムを見て気づいたことがある」 京太郎「そのアルバムに、空白期間があるんだ。二年間分の写真がすっぽり抜けていたんだよ」 それは、記憶に蓋をした時間。 京太郎「俺がそのころの写真を捨てたのか、親が隠したのか分かんねーけど……思い出さなきゃならない」 穏乃「……わかった。あのときのこと、もっと思い出してみる」 穏乃は黙って空を見上げた。 穏乃「ひとつだけ、思い出した」 京太郎「…………」 穏乃「『好きだったのに』」 京太郎「え?」 穏乃「『好きだったのに』って言ってた」 次の日。 阿知賀女子学院屋上。 ヘリに乗り込んだ京太郎たちは阿知賀女子麻雀部の六人に見送られていた。 プロペラの音が轟いている。 穏乃「和! そこからなら、みんなを見れる!?」 和「見えますよ!」 大きな声で和は返事をした。 穏乃「これが、私たちのチーム!」 穏乃が両腕を大きく広げる。 和「はい!」 穏乃「全国で和と遊ぶために、作ったんだよ!」 和「……!」 穏乃「全国、絶対来いよ、和!」 和「そんな約束は……いえ」 和は京太郎の顔を横目で見て、覚悟を決めたように言った。 和「必ず、行きます!」 奈良が離れていく。 京太郎と和にとっての思い出の場所が。 京太郎「そんな約束はできない、っていうのかと思った」 和「そう言うつもりでした」 京太郎「じゃ、なんで」 和「ふふ、どうしてでしょうね」 京太郎「答えは?」 和「答えは教えませんよ」 こうして、二人の奈良の旅は終わった。 旅に意味を求めてはいけないとは言うけれど。 大切なものを手に入れた気がした。 7・終
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4319.html
京太郎(拝啓蝉の泣き声が大人しくなった晩夏の季節お父さんの方は如何お過ごしでしょうか? こちらは今俺の目の前で二人の女性が激しい口論が繰り広げられております) ゆみ「須賀は聡明な女の子の方が好みに違いない」 ゆみ「いっつも私に麻雀を教わりにくるんだしな」 哩「ハッなんば言うちょるか思たらそげなこと」 哩「こっちはもうお互いタメ口をきく仲とよ?」 哩「そっちはいつまでも敬語っちゃもんね~?」 ゆみ「ふん、それはそっちが2浪して同じ学年になったからだろ?」イラ 哩「あぁん?確かに2浪ばしたばってん、最初はバイトでのれっきとした先輩後輩で始まってからのタメ口けんそんじょそこらのタメ口と一緒やなかよ」 ゆみ「私は春先図書館で寝てたら知らぬ間に須賀の服をかけて貰ってな」 哩「ま、まさか…」 ゆみ「ああ、菅野服の臭い嗅ぎ放題だ!」ドヤァ 哩「せ、せこかあああああああ」 京太郎(あ、忘れてた)ポン 哩「でも、冷静に考えて返すんが普通っちゃなかと?」 ゆみ「え、持ってちゃダメか」ウルウル 京太郎「や、やー俺の服一枚でいいなら別に良いんじゃないすかねー」メソラシ ゆみ「ほ、ほら!」 哩「ばってん人間としてどうか思うとよ…」 ゆみ「そそ、それを言ったらそっちだって休み中の部室で二人身体を重ねていたじゃないか!」 ゆみ「そっちのがどうかと思うぞ!」 哩「ああああ、あれは事故ったい!」 ゆみ「いーや、いくらもつれたからって普通あんな恰好になるわけないだろ」 ゆみ「どうせ色目使ってワザとあんな態勢になったってとこじゃないのか?」 哩「ど、どーせワザとするなら私が下になって色々してもらいたいけん…」ボソ ゆみ「えっ…」 京太郎(何て言ったんだろう?) ゆみ「まぁそんなことはいい」 ゆみ「だが」 ゆみ「私は須賀のことがメチャクチャ好きだ!」 ゆみ「この気持ちは変えられない!」 哩「そったこつ言うなら…」 哩「私は須賀にメチャクチャにされたいくらい好きとよ!」 京太郎(あれ?何か微妙に違う気がする…?) ゆみ「あーもうじれったいな」 哩「こうなったら…」 ゆみ「須賀はどっちが好きなんだ!」 哩「須賀はどっちば好きと!」 カン!